Leica M-P typ240

完全ではないけど、写真が撮れる日常が戻ってくるね。

Leica M-P typ240, Summar 50/2

かつて経験したことのないSTAY HOMEという期間を乗り越えて、完全ではないけど「写真が撮れる日常」へと戻りつつある。もう、一ヶ月前の頃はこの先どうなるのか、このまま外へ普通に出かけることが困難な毎日になるのかとか、かなりの不安に苛まれたけど、どうにかこうにか東京アラートも一旦終わりを告げそうで、日本全体が普通に戻ろうとしている。

正確にいうと「元に戻る」というのとは違う気がする。戻るというよりは、新たな時代に突入する感じの方が強いかな。実際、このSTAY HOME期間に街中で写真を撮れなかったことで、僕はあらためて家の近所の道端なんかを撮りためたし、それがあらためて心地いいカメラとの過ごし方という気づきもあった。

そうそう、YouTubeとの接し方も変わった。それまでは、写真やカメラ関連で動画を観ることはあまりなかったんだけど、このSTAY HOME期間のおかげで、カメラや写真関連のYouTubeチャンネルをけっこう見つけて、結果的には僕も観るだけ専用ではあるけどYouTubeチャンネルを開設するに至った。以来、せっせと気になる動画を再生リストに保存する毎日である。

街撮りしないならしないなりのカメラの楽しみ方を少し学んだというか、じぶんとカメラとの日々を少しアップデートできた気がするんだ。みんなはどうだろう。

ただ、このSTAY HOME期間は既存ビジネスに大きな影響も与えていて、老舗写真雑誌のアサビカメラの休刊も発表されて、そういう意味でも何か大きな時代の変わり目を感じずにはいられなかった。そりゃ寂しいけどね、けれど紙の雑誌が姿を消すのと入れ替わるように、写真家や写真愛好家の人たちの動画の盛り上がりみたいなものも感じられたし、僕らは良くも悪くも「前進し続けてるんだな」と感じた。

どうせ前進するなら、つまり過去にも戻れないし、現状にもとどまれないのなら、ポジティブに一歩一歩を踏み出した方がいい。いまはそんな気持ちに包まれている。なんというか、カメラの世界はいま、新しい入り口を探してると思うんだ。だから、みんなどことなくそれぞれのやり方で静かに叫んでいる。カメラのある日常の素晴らしさをなんとか伝えようといい意味でもがいている。そんなことを当事者として常に頭において、僕も走りたいなと思う。僕なりの走り方で。

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