Leica M typ240 レビュー

Leica M typ240といくつかのレンズを試す。

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Leica M typ240, Nokton Classic 35mm f1.4 SC II

10月最後の土曜日、小雨が降ったり止んだりだったが、空とにらめっこしながら少し撮り歩くことができた。久しぶりのtyp240のアノ感触を味わいたいから、まあできれば撮りたいという気持ちが天候に優った。

ブラックペイントの指先に吸い付く感じが、まず良い。あゝこの感触だ、という指先の記憶。で、あいかわらずバッテリーが減らないのも秀逸。

動画撮影を踏まえたバッテリーだから、動画やLVを使わなければ実に良くバッテリーが持つ。もう3日ほどちょこちょこ使っているが、まだ半分ほどバッテリー残量がある。優秀。

さて、レンズは、まずはシングルコートのノクトンクラシックから。

Leica M typ240, Nokton Classic 35mm f1.4 SC II
Leica M typ240, Nokton Classic 35mm f1.4 SC II
Leica M typ240, Nokton Classic 35mm f1.4 SC II
Leica M typ240, Nokton Classic 35mm f1.4 SC II
Leica M typ240, Nokton Classic 35mm f1.4 SC II
Leica M typ240, Nokton Classic 35mm f1.4 SC II

このノクトンクラシックは長らく僕の定番レンズで、所有しているカメラには大抵装着してきたお気に入りの一本だ。シングルコートで収差が強めに残る描写は、いかにもオールドレンズのそれを思わせ、実に楽しい。使い勝手も良く、なかなかこれ以上に親しみを覚えるレンズは少ない。

つぎは中国製の大口径レンズ、Mr.Ding。

Leica M typ240, Mr.Ding 50mm f1.1
Leica M typ240, Mr.Ding 50mm f1.1
Leica M typ240, Mr.Ding 50mm f1.1
Leica M typ240, Mr.Ding 50mm f1.1
Leica M typ240, Mr.Ding 50mm f1.1
Leica M typ240, Mr.Ding 50mm f1.1

開放値はf1.1で、正式名称にはNoxluxと入るから、そう、ライカのノクチをオマージュしたレンズであろう。この中国ブランドは、それこそライカをリスペクトした開発者たちが手がけていると何かで読んだことがあるので、作りこそ違えどめざす雰囲気はソレである。

そして最後は、沈胴ズミクロン。

Leica M typ240, Summicron 50mm f2 1st
Leica M typ240, Summicron 50mm f2 1st
Leica M typ240, Summicron 50mm f2 1st
Leica M typ240, Summicron 50mm f2 1st
Leica M typ240, Summicron 50mm f2 1st
Leica M typ240, Summicron 50mm f2 1st
Leica M typ240, Summicron 50mm f2 1st

これはもう、沈ズミで撮っていることに意味がある。僕がM型デジタルを使うのは完全にM3のオマージュであり擬似体験みたいなものだから、このレンズとMデジは僕の中ではトレードマークのようなもの。写りがいいとかどうとかを超えて、とにかく好きだ。それでいいのだ笑

というわけで特に結論も、なにか特別な考察があるわけでもないが、ひとまず3本のレンズを使ってみたんで、備忘録ということで。あとはエルマーとかズマロン、カラスコやジュピター8なんかもおいおい装着して気分転換していきたい。

それよりなにより、Leica M typ240の感触が実に僕に馴染んで良い。カメラは写ればなんでも楽しいが、なんでもいいというわけでもない、そんな絶妙な関係値を感じさせる所以だ。

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