FUJIFILM X-Pro3

一周してAFレンズが好き、みたいな。

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FUJINON XF 18mm f2 R, FUJIFILM X-Pro3

いわゆるオールドレンズに凝り始めると、MF(マニュアルフォーカス)レンズにハマるに至り、あのじぶんで距離リングを回してピントを合わせる楽しみにハマる、というのが大抵のプロセスだよね。僕もそうだった。

けれど、最近はなんか一周してというか、AF(オートフォーカス)レンズを好んで使うことが多い。もともと僕はデジタル一眼レフでカメラを始めたから、AFレンズがあたりまえだったんで、そういう意味で原点回帰?ということにねるのだろうか。

なんで?という理由なんだけど、これはもうあたりまえに「楽だから」ということ。もう少し正確にいうと「片手で撮れるから」だし、「ピントを気にせず、構図とか瞬間に集中できる」ということかな。

FUJINON XF 18mm f2 R, FUJIFILM X-Pro3
FUJINON XF 18mm f2 R, FUJIFILM X-E4

あと、写りに関していっても単焦点レンズなら比較的新しいAFレンズでも、割とユニークな描写は楽しめると、個人的には感じてきたからかなと思ってる。

そのきっかけになったのは、FUJIFILMのカメラを使うことが増えたからかな。それも、X100シリーズとX-ProシリーズのハイブリッドビューファインダーでOVFを好んで使うようになったから。

FUJIFILMのOVFはレンジファインダーではないから、二重像を重ねてマニュアルでピントを合わせる、というやり方ではない。だから、OVFでサクッとピントを合わせるにはAFのほうが正確だし、フジノンレンズならOVF上に撮影セッティング情報も映し出すことができる。これが、やはり快適なんだよね。

Nikon Z fc, Viltrox AF 56/1.4Z

そうやってFUJI機でAFレンズに慣れると、片手で撮れるAFレンズがあらためて便利に思えてくる。そんなこんなで、Nikon Z fcなんかも今はAFレンズのViltroxを装着して楽しむことが多い。

僕は愛犬と散歩しながら辺りをスナップするんで、片手で撮れるAFレンズは圧倒的に使いやすいんだよね。

考えてみると、以前はオールドニッコールとNikon Dfの組合せか、M型デジタルライカとライツのオールドレンズの組合せで撮ることが多かったから、必然的にMFレンズを使う撮り方がほとんどだったし、そのマニュアルの所作がクラシックで好みでもあった。

AFを使うということを意識すらしない時期だった。それが、こうして再びAFレンズをいつの間にか使ってるのは、やはり先述の通りFUJIFILMで撮ることが増えたからな他ならない。

RICOH GR Limited Edition

最近はFUJIFILM X-E4やX100Vと共に、RICOH GRでAFを自然と多用してることも大きいかもしれない。初代RICOH GRはまさに僕がカメラを始めた頃に使っていた一台。

GRでヒュンヒュンと街撮りスナップする時は当然AFが普通だから、そんなこともあってAFに原点回帰してるじぶんがいるのかもしれない。

でも、特にAFにしよう!みたいな決心があるわけでもない。もっと自然体でAFの便利さを普通に享受してるといえばいいだろうか。

もちろん、MFのオールドレンズなんかもあいかわらず楽しむけど、ふだんの何気ない日常をスナップすることにおいては、レンズの趣きみたいなものよりも、シンプルに目の前の光景を切り取るほうに意識が向かってるということなんだろうね。

何かオールドレンズ沼を卒業して、レンズをニュートラルに楽しめる域に至ったのかもしれない笑。

まあでも僕の場合は機材に「軽さ」とか「コンパクトさ」を求めるんで、AFレンズといっても軽量コンパクトなものが好みというのが前提。その手のレンズだと価格も比較的安めであるから、これもありがたい。今さらだけど、AFレンズっていいぞ、という備忘録的ブログでした。

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