ティールアンドオレンジの描写だけでも、SIGMA fpを手にする意味がある。
SIGMA fp, 45mm f2.8 DG DN今朝はふとSIGMA fpで辺りを撮りたくなり、お決まりのレンズSIGMA 45mm f2.8 DG DNをつけて散歩カメラへ出かけた。もう少し正確に言うと、タイトルにある通り、カラーモード「ティール&オレンジ」で撮りたかった、ということになる。
実際、僕がSIGMA fpを手に入れる時にも、ティール&オレンジの撮影モードがあることは、期待値として大きかったと思う。ふだんJPEG撮影がメインの僕にとっては、絶対じぶんでは作りきれないであろうメーカーのエンジニアが紡ぎ出す色描写は、ある意味、開発者からのプレゼントでありメッセージなのだ。
何年か前にSIGMA fpを手に入れたその帰り道に、すでに道すがら試し撮りをして歩いたんだけど、早速ティール&オレンジで撮った写真をモニターで見た時のなんとも言えないクールさは忘れられない。以降、その他のカラーモードも使いつつ、僕のfpの常用カラーモードはティール&オレンジになった。
SIGMA fp, 45mm f2.8 DG DN
SIGMA fp, 45mm f2.8 DG DN
SIGMA fp, 45mm f2.8 DG DN
SIGMA fp, 45mm f2.8 DG DNその描写特性は、素人の僕があれこれ言うよりもメーカーの解説を見てもらったほうがいいので、以下にSIGMAの全カラーモードの紹介を貼っておく。いい機会だから、ティール&オレンジ以外のカラーモードも見比べてもらって、じぶんがfpで撮影するとしたらどのカラーモードが合っているか妄想してみてほしい。
ストリートをクールに魅せるのがいちばん得意な気がするティール&オレンジだけど、僕はふだんのなにげない道端のスナップで使うのも気に入っている。ベタっとリアルにならずに、いつもの情景がどこか神秘的なフィルターを通して描かれる感じがいい。まさに日常をシネマ的にするという感じだろうか。
レンズがいい、というのもある。ファインダーがないfpでは、僕はAFレンズが常用で、このコンテンポラリーレンズは、fpのフルサイズセンサーの濃密な描写をしっかり精巧にすくいとってくれる。けっこう寄れる優秀さもあり、こうして近所をスナップする分にも適している。
SIGMA fp, SIGMA 45mm f2.8 DG DN
SIGMA fp, SIGMA 45mm f2.8 DG DN
SIGMA fp, SIGMA 45mm f2.8 DG DN最近僕は、同じくファインダーのないシネマカメラとしてNikon ZRを手に入れたが、最新の動画機兼写真機と比較しても、SIGMA fpを使う価値は色褪せない。そこには、こうした色づくりも然り、ビルドクオリティの思想然り、fpでしか得られない撮影体験と日常が存在している。
サイズ感でいえば、APS-CのFUJIFILM機よりコンパクトに感じるくらいだ。それでいてFUJIFILM機よりはやっぱり濃厚なフルサイズならではの描写を叩き出す。僕はFUJIFILM愛好家でフィルムシミュレーションにも心酔している人間だが、そんな僕でも見惚れる色や描写の世界がここにはある、ということでそのfpの実力を察してもらえたらと。
SIGMA fp, SIGMA 45mm f2.8 DG DN
SIGMA fp, SIGMA 45mm f2.8 DG DN
SIGMA fp, SIGMA 45mm f2.8 DG DNSIGMA fpが発売されて5年以上が経過し、さすがに今年ディスコンになったようだけど、いまだにその魅力は衰えることはない。むしろ、今後は希少性が増していくんじゃないかというくらいの価値を僕は感じている。別に希少価値を手にしたいわけじゃないが、いまのうちにコンディションのいいfpやfpLを手に入れておくのも賢明な判断かもしれない。
SIGMA fpと、その代名詞ともいえるティール&オレンジ。これでしか味わえない高揚感がやはりあるのだ。


















































