カメラへの思い

フルサイズ機なら、僕の夏カメラはSONY α7RiiiとSIGMA fpかな。

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SONY α7Riii, Viltrox AF 50mm f2 Air

ひとつ前のブログで「コンパクトな夏カメラ」のことを書いたけど、コンデジやフィルムコンパクト寄りの話だったので、きょうはフルサイズ機での「夏カメラ」の話を。

まあ、夏カメラといっても何も特別なことはなくて、うだるような暑い季節でも、軽量コンパクトで疲れづらいカメラ、という視点で、かつとても個人的な感想の域の話である。

僕がふだん使っているカメラでいうと、フルサイズ機で一年を通していちばん持ち出しているのはNikon Zfだと思う。クラシックなスタイルのカメラが好きな僕には、Zfはその存在だけでも癒しや歓びになっているからね。

でも、Zfにさわったことのある人ならわかると思うけど、少々大きく重かったりする。そこで、そこまで使用頻度は高くないのだけどサブ機的に使っているフルサイズ機が、SONY α7RiiiとSIGMA fpなのである。

SONY a7Riii, Viltrox AF 50mm f2 Air

SONY α7系はもともと世界最小最軽量とうたわれていた初代α7Rを使っていたのだけど、バッテリーの持ちがどうしても気になってきて、バッテリーの持ちが改善されたとされる三世代目モデルのα7Riiiに買い替えた。

この三世代目のα7Riiiまではフルサイズ機の中でも比較的軽量コンパクトで、その後に随分と厚みが増した四世代目モデル以降よりかなり軽やかに持ち歩ける。それでいてバッテリーの持ちがかなり改善されたから、僕の中では「とてもバランスがいいモデル」と思って気に入っている。

レンズはこれまた軽量コンパクトなViltrox AF 50mm f2 Airをほぼつけっぱなしだ。ともにそんな高価なモデルじゃないから、汗なんか気にせずにガンガン使い倒せる。自転車に乗って出かける時も、カメラとレンズを特にカバンに入れることもなく、無造作に背中にくるっと回してぶら下げて走っている。

こういう、とにかく汚れやキズなんかも特に気にせずに振りまわせるコンパクト機があるとなにかと行動力が上がる。しかも、フルサイズ機だから、リッチな描写力をそのままにどこへでも連れ出せるのが個人的にはけっこう重宝している。

SIGMA fp, 45mm f2.8 DG DN

で、そんな軽量コンパクトなα7Riiiよりもさらに小ぶりなフルサイズ機として位置付けているのが、SIGMA fpだ。

こちらのほうは、ファインダーも無いからさらにコンパクト。それこそ、レンズ交換ができるフルサイズセンサーのGRみたいなもんである。日差しの強い日だと背面モニターもよく見えないけど、そもそもSIGMA fpの時は背面モニターを凝視するつもりもないし、AFレンズをつけていれば大抵はピントも外さない。そのラフさがいいのである。

SIGMA fpについては、マニュアルレンズを使う時のために外付けのEVFやLVFキットも持っているから、いざという時はファインダーをのぞきながらじっくりと撮る機材へと変身する。この拡張性が軽量コンパクトなSIGMA fpのもうひとつの魅力だ。

SIGMA fp, EVF-11

フルサイズ機としては、Nikon ZfとSONY α7Riii、SIGMA fpを持っていれば、レンズ交換を楽しむマウントのバリエーションとしてもほぼ困ることはない。でも、夏のお出かけには軽量コンパクトなSONY α7iiiとSIGMA fpがやっぱり楽ちんかな。夏は、わずかな軽さでも疲労感はまったく違うからね。

それより、さらに身軽で出かけたい時は、もうフルサイズ機はやめて、素直にAPS-C機やマイクロフォーサーズ機、コンデジなんかで出動する。体力を消耗しないためのカメラ選びだね笑。

SONY a7Riii, Viltrox AF 50mm f2 Air

まあでも、家に帰宅してその日撮った写真を眺める時、フルサイズ機で撮っておくとやっぱり濃厚な空気感みたいなものに惚れ惚れする時があるから、フルサイズ機で持ち出しやすいラフな機材というのは、あると重宝すると感じている。まあ、僕の場合だけどね。

明日からまた週末。梅雨も明けた気配だし、暑さを感じたらα7Riiiをスタンバイしようと思ってる。さらにうだるような暑さなら、SIGMA fpもスタンバイしてね。両機ともしっかり充電しておこう。

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