FUJIFILM X-Pro3, Voigtlander Nokton 50mm f1.2

昨日の雨ではやくも少し桜の花が散った気がするが、一年で数日しか咲かない花の儚さ、尊さに心惹かれつつ、FUJIFILM X-Pro3とNokton 50mm f1.2でその様子を写真に収めた。きょうはそれらの写真の備忘録である。

写真に収めたといっても、桜の名所を訪問して撮ったわけでもなく、いつもの散歩道のスナップである。

でも、平日のなにげない日常のなかでこうして桜の花をカメラで撮影することができるのは、実はなによりも幸福な日々のなかで過ごすことができている証かもしれない。

FUJIFILM X-Pro3, Voigtlander Nokton 50mm f1.2
FUJIFILM X-Pro3, Voigtlander Nokton 50mm f1.2
FUJIFILM X-Pro3, Voigtlander Nokton 50mm f1.2
FUJIFILM X-Pro3, Voigtlander Nokton 50mm f1.2

そんな平凡な日常のシーンだけに、別にスマホカメラでも撮れるし、多くの人はそうしていると思うけど、僕は自然界の美しさに敬意を表しつつ、お気に入りのカメラとレンズで撮る。Noktonで撮るのは、そんな僕の小さなこだわりだ。

APS-CのFUJIFILM X-Pro3では中望遠域になるNokton 50mm f1.2。開放で撮るとピントが合う部分はかなりの薄さになる。それゆえに、マクロ撮影の時のように息を止めて酸欠気味になるわ、カメラを持つ手もプルプルと震えるわけだけど、ファインダーのなかに写る桜の美しさには何ものにも代え難い。

日本はカメラ大国だから、せっかく写真を撮るならカメラを愛でながら撮るのが尊いとも考えているのだけど、こうして四季の移り変わりをファインダーのなかで映画のワンシーンのように眺められるのもまた、この国とカメラの相性がいいと感じる所以だ。

FUJIFILM X-Pro3, Voigtlander Nokton 50mm f1.2
FUJIFILM X-Pro3, Voigtlander Nokton 50mm f1.2
FUJIFILM X-Pro3, Voigtlander Nokton 50mm f1.2
FUJIFILM X-Pro3, Voigtlander Nokton 50mm f1.2

カメラがなくてもほとんどの人は困ることはないと思うけど、カメラがあることで気づけることが多々あるのもまた真実。人類史上最も写真が大量に撮られ、SNSなどを通じて日々披露されている現代にあって、一人でも多くの人がカメラを手にすることを個人的には祈っている。

そのほうが、この国はもっとクリエイティブな空気に満たされるし、日々への畏敬の念が芽生える文化的な日常が送れると思うのだ。そんなことを考えながら、きょうも懲りずにブログを書いている。