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無責任に言っていいなら、世界中のシャッター好きにおすすめしたい、そんな撮っていて異常に楽しい感触を味わえるのが、僕の中のEOS-1D Mark III評だ。
たしかに世の中はミラーレスの時代で、上位機はメカシャッターレスの世界へと突入しているが、この1D Mark IIIの絶妙なフィーリングのシャッター音を聴くと、そうそう!カメラはこれだよ!と誰もが感動するのではと思う。
少なくとも僕は、手にして一気に気持ちを持っていかれた笑
きのうのブログにも書いたけど、重戦車のような硬質な斬れ味のNikon D3Sのシャッター音と比べ、1D Mark IIIはより写真機らしい音を奏でるというか、僕自身はそのフィルムカメラを色濃くイメージさせるどこかマイルドな感触がとても気に入っている。NikonとCanonのそんな違いもまた興味深い。
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キヤノン機は過去あまり使ってこなかったのでレンズもそれほど持っておらず、フィルム機のEOS7で使っていた標準単焦点を装着しているけど、いやはや十分すぎるくらい満足している。大柄なボディに小ぶりなレンズの組み合わせこそ至高なのだ。(スタンダードモードで前半は少し絞って。後半は絞り開放で撮ってみたもの)
フルサイズとAPS-Cの中間で両者のいいとこ取りと言われたAPS-Hセンサーは1010万画素ほどだったかな。感度もISO1600くらいまでは普通に使えそうだし、秒間10コマの連写性能は僕には不要の凄さだけど、その音だけでも聴いていたくなる。
大きく重いのでは?と言われればその通りだけど、それゆえの安定感は素晴らしいの一言。ひとたびこのグリップを握れば、まさに撮ることに没頭する世界が待っている。その基本性能の高さは2007年にすでにここまで備わっていたのかという衝撃。
当時は50万円ほどしたプロ機が、いまなら5万円前後で手にできるのだから、これは一度は体験しておいても損はないし、いや、間違いなく体験しておいたほうがいい。ここに、現代に続くキヤノンなモノ作りのすべてが詰まっているのだ。
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まだまだ使い始めたばかりで、胸を張って語れることは少ないが、僕の拙い文章でもその感動具合は少なからず伝わるのではないかと思う。
Nikon D3Sというからまた怒涛のプロ機を体験したことで、その双璧であるCanonのプロ機を体験しておきたくなった、そんな写真の神様からのプレゼントのようなスペシャル機、Canon EOS-1D Mark III。その撮影体験はもう見事というしかない、
追記)余談だけど、この1D Mark IIIには未使用の純正ストラップがついていたのでそのまま使用している。いつものようにニコン巻きしようとしたけど、これがかなりキツくてパーツが破損しそうだったので、おとなしく普通巻きにするとした笑。Canon機のそれはそんな風には作られていないのだろう。
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