FUJIFILMとPENTAXという二つのブランドが、企業同士として本当に仲がいい関係かどうかは定かじゃないけど、僕の写真生活においては相性のいい、とてもいい関係である。
そもそも、FUJIFILMとPENTAXは僕が現在、最も愛するブランド。光学ファインダーがあいかわらず気持ちよくてPENTAXの一眼レフを愛用しているし、写真機らしさが好ましくてFUJIFILMのミラーレス機も常用機。
そんなじぶんが愛する二つのカメラブランドだから、この両者を組み合わせた機材となると、そりゃもう、いいに決まっているのである。
ボディはラージフォーマットのGFX、そこにMFレンズとしてフィルム時代のPENTAXのFA Limitedレンズを合わせる。すると、あら不思議、現代と過去がミックスされたようなハイブリッドな中判写真機ができあがる。
35mm判用のFA Limitedレンズが中判デジタル機で使えることを知ってからは、すっかりこの組み合わせにゾッコンなのだ。
まあ、こんな組み合わせを楽しんでいる人はそう多くはいないと思うが笑、Twitterのフォロワーさんの中には若干いて、そんな先人たちが試されているのを見て、こうして僕も楽しむようになった。
だから、PENTAXのKマウントレンズを所有している人なんかには、もしかしたら参考になるのではと思い、こうして日々ブログに取り上げたりしている。
写りの精巧さという点でいえば、ボディと同じブランドの純正レンズを合わせることが最高なのだろうけど、気分の最高さという点でいえば、こんな楽しみ方もできるのがミラーレス時代の利点でもある。
僕が思うに、FUJIFILMというブランドは、Xシリーズの立ち上がりの時期から、そうした他社製のオールドレンズと合わせて楽しむことは織り込み済みというか、実際にライカのMマウント用の変換アダプターを純正で用意していたりするブランドだからね。
そういう、趣味としてカメラやレンズを楽しむ写真愛好家のリアルな日常を想定しているというか、許容している感じが、僕がFUJIFILMのカメラをこよなく愛する理由でもある。
PENTAXのほうも、それに負けないピュアな写真好き集団というイメージ。決して商売が上手い企業ではないかもしれないけど笑、その愚直な「撮る楽しさ」みたいなところにこだわってる感じがなんとも愛らしいのである。
FUJIFILMとPENTAX。世の中的にはメジャーな組合せではないかもしれないけど、このブログの中でもこの二つのブランドを組合わせて日々、趣味の写真を楽しんでる様子をいくつも記事として書いてるので、興味がある人はぜひ、ブログ内検索などして参考にしてもらえたらと思う。
あくまで好きな写真を撮ることが目的ではあるんだけど、そのプロセスもまた、かけがえのない心地いいひと時なのである。
★今日の注目注目商品をチェック!