写真とは

写真の威力は凄い。

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僕の写真のことではなくてね。あと撮る技術云々のものさしという意味でもなく。なんというか、写真が持つ自由さみたいなものが無限大レベルで凄いと思うんだ。人を撮る人、猫を撮る人、海を撮る人、街を撮る人、とにかく一枚として同じ写真はなくて、撮り手のイマジネーションをも超えて見る者にさまざまな感情を芽生えさせる。上手い写真とか綺麗な写真とか、そう言うこと自体が写真の可能性をチープにしてしまう。それくらい写真とは定義しないことこそが真骨頂、僕はそんな風に写真やカメラの世界を見ている。プロの人の撮る写真に唸ることはあるけれど、5歳児の撮る写真にだって心持ってかれることはある。写真を始めて間も無い人が撮った写真であってもとんでもなくエネルギーを感じる写真が山ほどある。その解釈の自由さこそが写真の醍醐味であり、写真の威力だと思う。写真を見てジンときたり、微笑ましくて頬がゆるんだり、じぶんには一生こんな写真は撮れないとジェラシーを抱いたり、とにかく写真とは疲れるほどの熱と問いを投げかけてきて、時にその写真を眺めることすら苦しくなるくらいのエネルギーをもって見る者の心を鷲掴みにする。これだけ日々身近にあって、これほど強さを持ち備えたモノというのは他に無いんじゃないかな。カメラと写真が無かったらこの世界はもっと静的で退屈なものだったかもしれない。NikonやCanonといった世界の名機がこれほどそすくそばに存在する国に生まれたこともまた途轍もなく幸福なことなのかもしれない。というわけで今日も写真にいい意味で翻弄されて、おやすみなさい。


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