写真とは

X100Vは最近、マニュアルでF8, ss1/250, 2mにて撮っている。

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FUJIFILM X100V

最近のカメラはAFスピードなんかも優秀と言いつつも、スナップにおいてはやはりマニュアルが速いのである。そういえば最近、フィルムライカで撮っていた「それ」を忘れてたなと思ったのは、昨年暮れにippoさんの以下のツイートを見てからである。

ippoさんはマニュアルレンズで撮る時を例にツイートされてたけど、僕はこれ、X100Vでスナップする時に最近試している。そう、X100Vをマニュアル設定にして、まさしくF8, ss1/250, 2m(もしくは3m)、そしてISOはオートだ。

たしかに、これならとにかく速い。電源を入れたら瞬時にシャッターが切れる。それでいて全体的にピントは合い、露出についても伝家の宝刀「ISOオート」が適度に調整してくれる。スナップにおいては、優秀なAFよりも、マニュアルが優秀なのだ。

ちなみにいちばん上の一枚目の写真はISO3200だ。F8で霧雨混じりの空なんで多少ISO感度は高めになったけど、そもそも僕はある種ノイズはご馳走なんで、なんら問題ない。晴れた日ならもっと感度も低めに撮れるだろう。

FUJIFILM X100V

たしかに、ISOオートこそデジカメの最大のメリットかもしれないと、試し撮りして再認識していて、これはもうippoさんのツイートに大感謝なのである。(ippoさん、この場を借りてありがとうございます。)

X100Vをわざわざマニュアル設定にして撮ってる人がそもそもどれくらいいるか分からないけど、僕は最近はこればかり。高感度ノイズはモノクロのほうがおいしいから、ACROSモードでも試したいと思ってる。

FUJIFILM X100V

スナップしてる人はみんな感じてると思うけど、電源を入れてからの起動時間とか、カメラを構えてAFが決まる時間とか、ほんのゼロコンマ何秒のもたつきがとても気になるんだよね。切り取りたい光景が、微妙に過ぎ去ってしまった後にシャッターが切れてしまう世界。

フィルムライカでスナップしていた時は、辺りの明るさで概ね固定の絞りとシャッタースピードを決めたら、あとは歩きながら眼下にライカの物理ダイヤルを見下ろし露出を微調整したり、当面の距離を固定。あとはファインダーをのぞくかのぞかないかくらいの画角をさっと確かめてシャッターを切っていた。

FUJIFILM X100V

けれど、これは辺りが少し暗めの時はどうしても絞りを開けるしかない。絞りを開けるとピントはシビアになる。そう、フィルム感度が決まってしまっているからだ。けれど、デジカメなら絞りも固定で「ISOオート」で露出調節ができる。うん、素晴らしい。

というわけで、きょうはippoさんに教えてもらった「ISOオート」のスナップを最近試していることをちょっと書いてみた。いやいや、そんなこと常識で普段からやってるよという人には申し訳ない。でも、たしかに言われるまで盲点だったかも、という人はぜひお試しを。とにかく「速い」から。

◎僕のスナップは自己流なんで、ここに書いたやり方が正しい?かどうかは定かではないので悪しからず。

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