写真とは

四季のある日本とカメラ。

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FUJIFILM GFX50SII, FA 77mm f1.8 Limited

子どもの頃には感じなかったけど、大人になると自然界の営みみたいなことが美しく思えたりする。まあ、子どもの頃のほうがそうしたことに気づく暇もないくらい楽しかったからかもしれないけど。

まあでも、日本は四季のある美しい国であることはたしかで、それはなにも山奥の絶景をめざさなくても、割と近所を散歩するようなことでも感じられる。なかなか幸せな国に生まれて過ごしてるんだなあとつくづく思う。

そんな身近に四季を感じるのに、散歩とカメラはとてもいい。もちろん、散歩しながら肉眼で辺りの木々や花を眺めながら歩くだけでも気持ちいいが、カメラがあると「もう一歩、踏み込んで四季を感じられる」みたいなところがある。

散歩の途中に立ち止まって、ちょっと道端の花に顔を近づけて、歩きながらでは感じられない花びらの作りや細かなグラデーション模様を感じたり。いまの季節であれば、金木犀のなんともいえないいい匂いを嗅いでみたり。そして、なにげに数枚シャッターを切る。

カメラがあると、より四季をつぶさに感じられるのがいい。いまの時代は人の多い街中でシャッターを切るのはだんだんと億劫になるところがあるけど、人の少ない散歩道で自然の風景を撮るのなら、そうした億劫さを感じることなく、ゆっくりとじぶんのペースでシャッターが切れるのもいい。

FUJIFILM X-T5

この秋は秋桜を実に毎日のように撮っているのだけど、日々カメラを換えたりレンズを換えたりしているから、毎回けっこうな変化が楽しめて、これがまったく飽きない。そういう意味では、散歩のお供にするカメラはレンズ交換式のほうが楽しみが広がりがあるかもしれないね。

人間は誰しも潜在的に創作欲を持っている生き物だと思う。かといって毎日、絵を描いたり工作をするのはちょっと根気がいるけど、写真を撮るという創作行為ならずっと簡単で手軽だ。スマホカメラで撮るという手もあるけど、創作意欲を満たすならせっかくだから専用カメラで撮るのがいい。

外はようやく暑さもやわらいで、汗も気にせず歩ける季節になってきた。つまり、カメラ日和。これから冬、そして春へ向かって移り変わっていく自然界の様子は、その光と影の加減も繊細で実に美しい。ちょっとした運動がてら、カメラと一緒にちょっと散歩に出掛けてみるのはどうだろう。

そう、四季を観察する虫眼鏡のようなファインダーのあるカメラと一緒に。

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