この写真はSIGMA fpの店頭発売日にいつものキタムラへ寄って撮らせてもらったもの。お店に立ち寄ったら、ちょうどデモ機が到着したということで、馴染みの店員さんが箱から取り出して触らせてくれたんだよね。僕がちょっとグリップが、、と話したら、その場でオプションの後付けグリップも装着してくれて、写真はまさにその様子。カッコいいよね、とても。
で、それから数ヶ月経ち、なぜ今さらSIGMA fpが欲しくなったりしてるかというと、カメラ雑誌のCAPA 2020年4月号の記事の中に、この注目すべきお二人の対談記事があって見てしまったから笑。Nikon好きであり、密かにSIGMAファンでもある僕にとって、Dfの父でもある元ニコン社フェローの後藤哲朗さんと、愛すべきDP2 Merrillを世に生み出してくれたシグマ社の山木CEOの記事となると読まないわけにはいかない笑。で、この熱きカメラ人のお二人が語るSIGMA fpが俄然愛おしく思えてくるのである。いやほんとに。
このムービーを観ても分かるような、このシンプルなカメラfpは、プロダクトとしての美しさもさることながら、その拡張性の広さが素晴らしかったりする。実際、僕が触った時も上面のボタンで簡単にスチールとムービーの切り替えができることに「なるほど、これはただのフルサイズスチールカメラだと解釈したらもったいない」と思ったし、事実知り合いのクリエーターたちがけっこう使い始めてるから、やはり「そういう気配のカメラ」なんだと思う。
フルサイズ機としては驚くほど寸法は小さいけど、ご覧の通り厚みはそこそこあるんで逆に手に持った時にはしっくりくる。ただし、コンパクトにするためにEVF形式のファインダーは未搭載。アクセサリーシューに後付けするようなファインダーもコストと販売数量の見立てからシグマさんとして断念したとあるかる、ここはファインダー好きの人は気になるところだろうけど、まあでもRICOH GRとかでストレス無く撮れてる人なら意外と気にならないかもしれない。
こうやってブログにfpのことを書いてるだけでも、fp使いたい欲が上がってくるからまずいね笑。僕は過去にSIGMA dp3 Quattro、SIGMA DP1を使ってきて、今はSIGMA DP2 Merrillが愛機。つまりあの独特のFoveonセンサーファンだけど、この一般カメラと同じベイヤーセンサーのSIGMA fpのコンセプトも俄然気になってきた。それは、やはりSIGMAの製品に対する姿勢に凄く信頼を置いていて、シグマが出すなら間違いないだろうという思いがあるからなんだよね。あ、ジェットダイスケさんの動画にもfp篇見つけたんで貼っておこう笑。
今年は延期されたFoveonフルサイズ機の登場を待つのもアリだけど、その前にこのライフスタイルを変えるかもしれないSIGMA fpというカメラを手にするのもアリだと思うけど、どうだろう。