![](https://kiokucamera.com/wp-content/uploads/2020/07/625B464C-B376-4F8C-AAEB-D3A190BD7F3E-scaled.jpeg)
何週間ぶりかな、仕事鞄の中身をノートPCからカメラに入れ換えて、少しだけシャッターを切った。カメラはRICOH GRD3。歴代GRを愛してきた僕がたどり着いた、CCDセンサー時代のGRだ。
久しぶりに街でシャッターを切ってみると、なんというか「やっと息をした」、そんな感覚があって、僕はやはりカメラに救われてる部分が大きいなとあらためて感じた。スマホカメラでも写真自体は撮れるわけだけど、スマホカメラで撮る行為にこうしたゾクゾクっとする瞬間を感じることはない。
カメラとは写真を撮る道具だけど、それ以上に心にスイッチを入れてくれるという情緒的な側面こそが、カメラの真の最高性能なんじゃないかと僕は考えている。ある意味、生きることとは退屈との戦いでもある。カメラは無くても生きてはいけるけど、カメラがあれば日常はもっと劇的になる可能性を秘めてるんだ。
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