OM System OM-3, OM-5 Mark II

もともとOM System OM-3を発売時から愛用していたんだけど、つい先日、その弟分にあたるOM-5 Mark IIを手に入れ、いまとてもOM Systemのカメラたちに魅了されている。

いや、OM-3を使う以前からOLYMPUS PEN-Fを使っていたから、なにもこのシステムが初めてというわけじゃないし、なんならLumixのカメラもかつて使っていたんでマイクロフォーサーズ機には一定の評価を持っていたわけだけど。

でも、フィルム時代さながらのオマージュ機として登場したOM-3にグッと心を鷲掴みされ、直近で手に入れた小型軽量のOM-5 Mark IIによって、「なんかいいよね」という思いが「すごくいいよね」という確信に昇華した、という感じというかね。

なにがそんなに僕の胸を打ったのかといえば、やはりカメラとレンズの小型軽量さであり、とにかく持ち出しやすい「マイクロフォーサーズシステムの利点の再認識」といったところだ。

OM System OM-3, M.Zuiko Digital 45mm f1.8

僕がふだん愛用しているFUJIFILM Xシリーズ機たちもけっこう小型軽量だと思っていたが、マイクロフォーサーズは当然、その上を行く。35mm判換算で標準域50mmの画角となるレンズも、中望遠90mmの画角となるレンズも恐ろしく小型軽量で、フルサイズのシステムなんかと比べると圧倒的な身軽さを感じる。

それでいて、フルサイズ機らと比較してなにが圧倒的に劣るということもなく、普通にスナップ写真を楽しむ分には必要十分な性能と機能を持ち備えているのだ。しかも、手が届きやすいほどよい価格で。

そんなある種、マイクロフォーサーズの、OM Systemの高次元なバランスのよさに、あらためて驚いているというが正直なところなのである。

カメラ大国でもあり、複数のカメラメーカーが存在する日本にあって、どのメーカーも同じようなミラーレスカメラを作っていたら、それはそれでおもしろみに欠けるし、ユーザーだって人それぞれニーズは多種多様だ。

OM System OM-5, M.Zuiko Digital 25mm f1.8 II

OM Systemにかぎったことじゃないけど、異なるいろんな思想のカメラが、競い合うだけじゃなくて掛け算し合うような、そういういい循環が生まれることが撮影者たちにも刺激になったり、新しいインスピレーションの種になる。

ある意味、尖ってカメラメーカーにはわが道を突き進んでいってほしいと思う。そして、そうしたメーカーの本気の思想に、自然と呼応するかのように撮り手たちのモチベーションやライフスタイルが磨かれ、写真文化全体にたしかなうねりが生まれるといいなと、個人的には感じている。

がんばれOM System、がんばれカメラメーカー各社、そしてがんばれ僕ら、かな。