Nikon Zf, Nikkor Z 50mm f1.4

デジカメでもカメラを始めた頃からモノクロは撮っていたけど、モノクロスナップが加速したのはRICOH GRを使い始めた頃。Nikonのカメラについては、Nikon Zfcを手に入れて街撮りスナップをした時だった気がする。

なにかハイコントラストのような特殊なモノクロではなく、Nikon機のスタンダードなモノクロ。そこに、なにかしらスナップ写真との相性を見た気がするのだ。

その後、手に入れたNikon Zfでもけっこうな頻度でモノクロで撮っていると思う。

Nikon Zfには、カラーから一瞬でモノクロに切り替えられる専用レバーがついている。つまり、モノクロで撮ることをかなり強く意識した構造で、モノクロも3種類のJPEGモードが用意されている。

柔らかなフラットモノクローム、階調が豊かなディープトーンモノクローム、そして従来からあるスタンダードなモノクロームである。新たに追加されたフラットもディープトーンも魅力的だとは思いつつも、僕はスタンダードモノクロームがいちばん好きなのである。

たぶん、僕の中でいちばん自然体なスナップ写真に見えるからだと思う。どこか、じぶんのなかの「フィルムのモノクロームらしさ」に近いと感じるものがあるのかな。最近、ファームウェアのアップデートで「フィルムグレイン」という粒状感を加えられるようになり、よりそう感じるところも。

Nikon Zf, Nikkor Z 50mm f1.4
Nikon Zf, Nikkor Z 50mm f1.4
Nikon Zf, Nikkor Z 50mm f1.4

僕はNikonのカメラには派手さみたいなことを求めたりしないので、レンズの描写性能を楽しむ意味からも、その微妙な描写傾向の差異を確かめて楽しむことができるモノクロ写真が、じぶんの感覚的に合っているのだろう。

まあ、桜の繊細な色を撮るのにモノクロームで撮影するのもどうかとは思うけど笑、個人的にはモノクロームの桜も悪くない。そこには、なんとなく命のゆらぎみたいなものを感じるので。みなさんは、どうだろう。

Nikon Zf, Nikkor Z 50mm f1.4
Nikon Zf, Nikkor Z 50mm f1.4
Nikon Zf, Nikkor Z 50mm f1.4
Nikon Zf, Nikkor Z 50mm f1.4

以前、このブログにも書いたことがあるけど、不思議とモノクロのほうが色を感じるというか、イマジネーションがひろがることが多い気もする。実物の色を脳みそのなかで補正して想像するといった感じだろうか。

Nikonのモノクロームは特に「完成品としてのモノクロ写真」というより、そういうイマジネーションが入り込む余地がある。それが、どこか自然体なスナップしに思えて、僕は気に入っているのである。