今朝から検討していたJupiter-12の後玉問題はTwitterで皆さんからいろんなアドバイスをもらったんだけど、お店でいろいろ試してみたものの、やっぱり干渉して装着が難しいなということになり、僕は次の手に打って出る。広角である。
考えてみると、RICOH GRIIIやPEN-Fを手放したことで、しばらく広角から遠ざかっていたんで、Jupiter-12が無理だった時は広角にいこうかとどこか企んでるじぶんがいた。そうすると、僕の目の前に現れるのである、そういうブツが、不思議とね。
手にしたのは、写真の通りフォクトレンダーの超広角レンズ ULTRA WIDE-HELIAL 12mm F5.6 ASPHである。まあ、ほんと言うと少し前から気になっていたんだけどね笑。
このレンズはMマウントなんで、Leica M-P typ240にもいける。しかも焦点距離12mmという僕としては体験したことのない世界で、想像すらできない。APS-CのFUJIFILM X-E3につけても換算18mmと、それでも異常なほど広角なのだ。試しに店内でシャッターを切ってみたけど、もう全面ピントが合う一面ピーキング真っ赤な世界で思わず店員さんと笑ってしまった。APS-Cでもとんでもなく広大な世界なのだ。
いやあ、シンプルにこれで街撮りスナップしたいという衝動にかられた。時にX-E3で18mmで、そして時にLeica M-Pで未知の12mmで。Jupiter-12にフラれてちょっと残念ではあったんだけど、代役として十分かそれ以上の恋人を見つけることができたんで、まあ良しとする夜である。その写りの印象はまた後日のブログにて。
【追記】APS-CのX-E3では昼夜少し撮り始めたんで、写真をいくつか載せておこうと思う。
APS-Cなんでフルサイズ換算で1.5倍の18mmになるけど、それでもやはり広い。縦構図は特にその広大さが際立つ。
夜間は感度を12800まで上げてるから多少甘い描写になってるけど、僕はもともと写りすぎる写真はあまり好まないから、そこは特に気にならない。
超広角はズミルックスのようにボケを楽しむレンズではないけど、これだけ広い空間世界を眺められるのはやはり唯一無二で楽しい。
18mmでこれだけ広いんだから、フルサイズのLeica M-P typ240に装着しての12mmな世界になると、どんなことになるのだろう。
とにかくまだ撮り始めたばかりだから、USHのクセのようなものは全然つかめていない。被写体にけっこう近づいたつもりでも、写真ではかなり遠くに人や物がプロットされるんで、とにかく広く遠いUWH。しばらく使い込んでクセをつかんでいきたい。というわけで、最初の作例のようなもの追記でした。
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