いちおうジャンルでいえばコンデジではなくてミラーレス、ということになるんだろうか。祝日のきょう持ち出したFUJIFILM X-E3とLumix GX7MK2。タイトルに書いた通り、この二台はファインダーがあって、レンズ交換式のデジカメである。
ふだんは平日の街撮り用で使うことがほとんどなんだけど、先週は手に入れたRICOH GRD2とSIGMA DP2 Merrillという「ファインダーが無くて、レンズ固定式」のカメラたちをずっと使っていたこともあって、休みの日になってファインダーをのぞきたくなったんだよね。
そうやって思うのは、ファインダーがあるのはやっぱり好ましいし、レンズ交換式であることは使い方の幅も広がるのに、それでいてコンパクトというのは、実はかなり高次元のバランスを内包したカメラであるということ。そう、感覚的にはフィルムカメラでいうところのバルナックライカみたいなものである。小さなボディの中に究極が詰まったような存在。バルナックライカが未だにフィルムカメラの原点であり基本であり続けるように、そのサイズと機能を継承したようなX-E3やGX7MK2が悪いカメラであるはずがないのである。
そういえば、この二台を持ち出していることをツイートしたら、ジェットダイスケさんから以下のようなことを言われてた。
どちらもライカインスパイアなボディですよね
— ジェットダイスケ (@jetdaisuke) February 10, 2020
たしかに、X-E3はどう考えてもライカ好きであろう富士フイルムの開発陣の人たちが送り出してきた機種だし、GX7MK2はおなじみライカと関係の濃いパナソニックが送り出してきたカメラ。そういう意味では、僕もライカの撮影スタイルが染み付いているというか、そういう基準で機材をチョイスしてるところがあるんだろうね。
ライカテイストで、それでいてM型デジタルより格段に軽量コンパクトとなると、本家ライカM型デジタルの出番が減るところが困りごとではあるんだけど笑、でも特に「軽さ」は正義で、この二台の使い勝手の良さは否定のしようがないところ。ファインダーがあってレンズ交換式なのに、ファインダー無しで固定レンズのコンデジSIGMA DP2 Merrillとほぼ同じ大きさなわけだから、これはもう優秀というほか無い。
こうなると、平日の仕事鞄の中にはどれを入れていけばいいのか、なかなか悩ましいのだけど、考えてみると平日は5日間。であれば、月曜日RICOH GRD2→火曜日SIGMA DP2 Merrill→水曜日FUJIFILM X-E3→木曜日Lumix GX7MK2→金曜日Leica M-P typ240でいいんじゃないか!と思ったけど、そうするとフィルムコンパクトたちの出番が無くなるということで、はて、明日からどうしよう?などと、変なことを悩んでいる火曜の夜である笑。
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