Leica M-P typ240

デジカメはどうしてもある程度台数が増えちゃうよね。

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Leica M-P typ240, SIGMA DP2 Merrill

一度大胆に断捨離して12台くらいまで絞った所有カメラだけど、どうだろう、はっきり数えていないけど、また30台くらいまでは増えちゃった気がする。僕の場合、写真好きというよりも、たぶん、いや間違いなくシャッター好きなカメラ好きだから、ある程度しょうがないんだけど、じぶんの感覚としてはコレクションしてるつもりはまったく無くて、ただただ未開のカメラを「確かめたい」という気持ちがそう行動させる。

それでも、増えてしまう要因を考えると、やっぱりデジカメの存在が大きいかなと。ほら、フィルムの場合は、その写りを構成するのはボディというより「レンズとフィルムの種類」というけど、デジカメの場合はそれが「レンズとセンサーの種類」に変わる。センサーはひょいっと手軽にフィルムのようには交換はできないから、そうすると異なるセンサーを積んだボディが必要になる。僕の場合だと、新しいNikonミラーレスのセンサーとか、往年のCCDセンサーとか、唯一無二のFavionセンサーとか、どうしてもボディごと変えないと確かめられないことが出てくる、そんな感じだ。

そんなこと言ってたら、恐ろしい数のボディを確かめないといけなくなるんだけど、幸いどちらかというとオールドデジカメのセンサーを確かめたい気持ちの方が強いから、安上がりで入手できるカメラがけっこうあって、そこは台数の割にはコストを抑えられていると思う。まあでも、センサーだけじゃなくて、例えばFUJIFILM機のACROSモードが使いたいとかなると、適度に新品のカメラを購入する必要はあるから、やっぱりデジカメは新旧交えてなかなかお金がかかる趣味ではある。

でも、さっきTwitterでフォロワーさんと少し言葉を交わしたんだけど、フィルムの高騰はなかなか最近はキツくて、僕みたいにフィルム購入から現像、データ化までをラボ任せにすると、フィルム一本で¥2,000とかかかったりしてね。もう、なかなかブルジョワな趣味の世界になっていることも確かで、フィルムだけで今みたいな量を撮っていたら、僕の生活はちょっと回らなくなる気もする。そう考えると、デジカメにお金がかかるとはいえ、フィルムだけのフル回転生活と比べれば、かえってコストを抑えられているのかもしれない。

まあ、この話はいつも結論はなかなか見出せなくて、それでもフィルムはたぶんやめられないから、当面フィルムとデジカメを混ぜたこのスタイルは続いていくんだろうし、考えてみると、現代はフィルムとデジタルの両方を満喫できる貴重な時代とも言えるから、それはそれで行けるところまでこのスタイルを謳歌したいとは考えている。とはいえ、僕の人生の中でカメラに触れる時間は無限ではないから、所有台数はそろそろ固定するか減らさないと、「使うことが最大のメンテナンス」という回し方も維持できなくなっちゃうんだけどね笑。

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