Nikon F

日曜日の朝は、ゆるりとブラックボディのNikon Fと。

Nikon F, Nikkor-S Auto 50/1.4

二、三日前の天気予報では今日も雨の予報だったと思うんだけど、なぜか太陽が顔を出してくれていて、これはシメたと思いフィルムカメラを持ち出してみる。

今日の散歩カメラの相棒はNikon Fである。僕のFはご覧の通りブラックボディで、いわゆる後期のNew Fと呼ばれるモデル。要は外観はFなんだけど、造りは後継機のF2に近いモデルと言っていいのかな。フィルム送りレバーに黒のカバーがついたり、前面のセルフタイマーレバーが黒塗りになったりと、たしかにF2のそれと同じ仕様になっている。

とはいえ、フィルム送りレバーの緩さは健在で、F2の隙のない精密な造りと比較すると遊びがあって、フィルム送りレバーもシャッターフィールもいかにもクラシカルな印象を感じさせてくれる。僕がFを持ち出したい気分の時は、まさにこの「今日は少し緩い気分で撮りたいな」という時なんだよね。

そうそう、Fには「ニコン・ミュージアムのオリジナルストラップ」をつけている。少しグレーがかった黒のストラップで、元々の製品はNikon Dfの純正ストラップがベースらしいので品質も良くて手触りなんかもしっくりくる。僕の所有するNikon機には大抵黄色×黒ベースのストラップをつけてるんだけど、Fブラックボディだけは特別というか、Nikonのカメラ文化に敬意を表してニコンのミュージアム製がいいかなと。小さなこだわりだけどね笑。

このFは、ほぼ使用感のないかなりの美品を手に入れたもので、あまりの綺麗さに最初は多少実用で使うのをためらう気持ちもあったんだけど、僕は特にコレクターじゃないからカメラは使ってナンボだと、今ではすっかり普通に外へ持ち出して活躍してもらっている。なんだったらボコボコに傷がついてもかっこいいし!なんて思ってるんだけど、まだまだ使う頻度が足りないらしく、比較的綺麗な状態を保っている。

ブラックボディは使い倒して塗装の内側の真鍮部分が出てくるのが、いかにも使い倒してそうでカッコいいワケだけど、まあ無理やり古くするより、自然と僕と共に年輪を重ねてほしいという思いもあって、今はゆっくりじっくりFとの週末を楽しんでいる。それにしても、手の中に収まった時のFが発するクラシック感は最高だ。代わりの効かないカメラのひとつ、それが僕にとってのFだ。

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