RICOH GRD2

なぜランニングにRICOH GRを持って行くのか。

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RICOH GR digital II

これはもうシンプルに、そのほうがランニングが楽しいからである。いや、コンデジといえどもそこそこの大きさや重さはあるから、わざわざ持ち出さずにスマホカメラでいいじゃんとなるわけだけど、たしかにスマホカメラで写真は撮れるけど、写真を撮る行為が楽しくないのである、スマホだと。それがシンプルな答え。

僕の場合だと毎日走るようになって10年ほどになり、GRをポッケに入れて走るようになったのはここ5年ほど。最初はたしかにiPhoneカメラで撮ってたんだけど、いまではGRを持って走るのが自然になったから、特にそれを大きいだの重いだの感じることはない。それよりも、いざ写真を撮りたい光景に巡り会った時に、ポッケにGRが入っていると思うと、どこか安堵感がある。

以前はAPS-Cの初代GR→GRIIIだったけど、いまはもっぱらより小さいセンサーサイズのCCD機、RICOH GR digital IIかIII。APS-Cのような一眼レフっぽいボケのある豊かな写真は撮れないけど、超接写撮影ができるから、割とRunの時には道端の季節感などを撮るには重宝するのだ。で、息を切らしつつも、走ってる最中にマクロ撮影なんかができると思うと、どこかワクワクしながら走ってるじぶんがいる。

RICOH GR digital II

いやいや、そのマクロ撮影だって、いまやスマホカメラがあれば全然できるかもしれない。けれど、楽しくないのである、スマホカメラだと。わざわざ走ってるのを止めて写真を撮りたいと思うシチュエーションなわけだから、そこは撮影してる気分としてもしっかり満たされたいのである。そう、単体カメラで撮るほうが間違いなく写真は楽しいのである。

いま、中古のコンデジなんかは数千円も出せば当時は秀逸で高価であったカメラたちも比較的リーズナブルに手に入れることができる。それはもう、仮に壊れても後悔するほどの値段でもない。とことんシャッターを切り続け、その先に壊れてもそれはそれで割り切れる。そういうラフなカメラだからこそ、ラフにポケットに入れて、ラフに走ったりできるのである。

写真というのは仕上がりが重要だけど、そのプロセスもまたおもしろい。写真を撮ってる時間を単に作業時間にするのではなく、じふんに心地いい時間にしたいのだ。「撮ってる時間がたのしくあるために」。それにはやはり単体カメラがいい。まあ、息を切らして走ってる途中に写真を撮るわけだから、いい写真が撮れるような余裕はないのだけど、それでもカメラと走ればRunはずっと楽しい。徒歩より少し遠くに足を伸ばせるRunだからこそ、カメラでスナップを。そういう意味ではGRシリーズは昔も今も最強である。