Nikon Df

ローライフレックス・スタンダードとNikon Dfの間に、違和感はない。

Rolleiflex Standard, Nikon Df

共に僕の愛機だけど、あらためてこうして並べてみても、この二つのカメラが並ぶ姿は絵になるなと思うし、僕自身もまったくギャップを感じることなく、自然とこの二台の組み合わせで出かけてみたりする。

Rolleiflex Standardはフィルムカメラの中でも中判カメラで特殊といえば特殊だし、このスタンダードは1930年代に生まれた120フィルム初代機だから、中判カメラの中でもかなりクラシックなカメラといえる。でもね、これが驚くほどシンプルに普通に扱えて、奥行きのある中判らしい描写がいまでも楽しめる。

Rolleiflex Standard

一方のNikon Dfは、Rolleiflex Standardと比べると異常に新しく、2013年に登場したデジタル一眼レフ機だ。年齢差でいえば80歳ほど違うのに、こうしてRolleiflex Standardの隣に並べても違和感がないのは、このDfが軽やかに時空を超えたデザインで構成されていることを証明するかのようだ。それでいて写りは、現代のデジカメとして普通にオールマイティに使うことができる。

僕の中では、この二つのカメラの間を行き来することがとても自然だ。それは見た目のクラシックなデザインによるところだけじゃなく、写真を撮るという行為を実にシンプルに追求した機能美という点においての共通項が重なるからだと思う。そんな時代も描写も異なるカメラたちを、シームレスに楽しめるいまの時代は、とても貴重なんだと思うし、そういう時代を生きている僕らは奇跡的な体験ができているのかもしれない。

Nikon Df

フィルムがだんだんとこの世から姿を消しつつあることは実感していて、それはそれで寂しい気持ちに苛まれることもあるけど、デジカメでそうしたフィルムカメラの良さを本気で継承しようとするカメラたちも少なからず存在する。僕はそういうカメラがやっぱり好きだし、手元には自ずとそういうカメラたちが自然と集まる。クラシック志向というよりは、カメラの本流志向かな。ただし、そういうカメラがなかなかマーケットでは人気が出ないのが気がかりなんだけど笑。手に取ると、ほんと良いんだけどなあ、こういうカメラたち。

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