RICOH GRD2

RICOH GR digital IIにテレコンバージョンレンズをつけて散歩カメラしてみた。

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RICOH GR digital II, Tere conversion lens

スナップシューターとしておなじみのRICOH GRは歴代、画角は35mm換算で広角28mmを踏襲している。固定レンズなんで基本的には画角を変えるには足を使って前後するしかないけど、オプションのコンバージョンレンズがあって、テレコンなら換算40mm、ワイコンなら21mm相当に変更が可能だ。

僕はちなみにテレコンもワイコンも持ってるんだけど、まあコンパクトが命のGRだからほぼ使ったことがない。さすがにそれもどうだろうと、今朝テレコンをつけて近所を散歩してみたというわけだ。

あ、そのきっかけをくれたのは、昨夜観たオーゼキコーキさんのYouTube動画。昨日のブログにも載せたけど、きょうも以下の通り貼っておくので、少しクラシックなデジカメが好きな人はぜひ視聴してみてほしい。軽くやられると思うから笑。

で、GRD2とテレコンの組み合わせだけど、これ、いいねえ。あらためて使ってみて、これはなかなか散歩カメラにも気持ちのいい画角サイズだと思った。ふだんの僕は焦点距離50mm付近の単焦点レンズで撮ることがほとんど。街中では広角もよく使うけど、週末に近所を散歩する時とかは、周囲があまり写り込まず、寄れるレンズが好み。40mmのGRは、その点でなかなか使い勝手がよい。

RICOH GRD2, Tere convention lens
RICOH GRD2, Tere convention lens
RICOH GRD2, Tere convention lens

装着はいたって簡単だ。本体レンズ部の周囲のリングを取り外して、コンバージョンレンズをカチッとはめるだけ。一枚目の写真のようにレンズ部はある程度出っ張るんだけど、これはこれでカメラらしいフォルムでなかなかカッコいい。スナップシューターからいわゆるミラーレス一眼に変わる、そんなイメージかな。

RICOH GRD2, Tere convention lens
RICOH GRD2, Tere convention lens
RICOH GRD2, Tere convention lens

明らかにふだんの広角GRとは目線が変わり、GRで撮っていることをふと忘れさせてくれるくらい変わり感がある。レンズを変えるというのは、ボディを変えるほどの大きさがあるとあらためて思う。

RICOH GRD2, Tere convention lens
RICOH GRD2, Tere convention lens
RICOH GRD2, Tere convention lens

少し残念といえば、僕はGRD3も持ってるんだけど、このコンバージョンレンズはGRD3には装着することができない。GRD3はより明るいレンズへと設計を一新していて別物のレンズ部になっているためだ。まあ、でもそれも別々のカメラを使うための理由としては悪くない。GRD3は原点のスナップシューターとして、そしてGRD2は違いを出すためにこのテレコンレンズを付けっぱなしにするというのもいいかもしれない。

それにしても、写真の印象もがらりと変わる。固定レンズの潔さも素晴らしいけど、レンズ交換式のカメラのおもしろみというのもやっぱりいいよね。ボディとレンズの組み合わせの妙というたのしみ。カメラの機構とは実によく出来ているのである。