Olympus OM-1N

さて、OM-1は再び世の中を驚かせるのか。

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OLYMPUS OM-1N

オリンパスから独立したOMデジタルソリューションズから、来週新しい製品の発表があると予告されている。

噂では新しいフラッグシップであり、その名も「OM-1」ではないか?と聞こえてきたり。

「OM-1」。この名前はカメラ好きな人なら知らない人はいないだろう。伝説の開発者、米谷さんがバルナックライカとほぼ同じ大きさの一眼レフを世に送り出した傑作と言っていいだろう。

僕の手元にも写真の「OM-1N」がある。

その美しいボディは、何か神がかり的というか、工芸品のような美しさを覚える。このカメラとの出会いが、僕の中でオリンパスを神格化させ、後にDigital PEN-Fを手に取らせるに至る。

OLYMPUS PEN-F
OLYMPUS PEN-F

僕はPEN-Fそのものが好きだけど、その根底には間違いなくOM-1のイメージが脳裏にあって、シャッターを切るたびに米谷さんマジックみたいなものを感じるのは決して大袈裟なことではない。

素晴らしい質のカメラを小さく、軽く、誰もが手が届く価格帯で世に送り出すという米谷さんの思想が、オリンパスのみならずOMデジタルソリューションズに生きていることは、その社名から分かる。

OMシステムとまで銘打って再出発した会社が、どんなフラッグシップ機を登場させるのか。そして、そのカメラは何をもってこの世に再び驚きを与えるのか。あと数日、一人のカメラファンとして楽しみである。

OLYMPUS OM-1N

いま噂になっている情報には、細かなスペックが羅列してるけど、僕なんかは正直、そんなスペックにはあまり興味はない。

興味があるのは、その存在感がカメラの何かを変えるのか、そのカメラを手にする人の気持ちを激しく高揚させるのか、それのみである。

もし、新製品の名が「OM-1」であるなら、なおさらそういう妄想が頭の中に広がる。ある意味、OM Systemの成長性を占う製品にもなるだろう。

頑張ってほしい。

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