Nikon Zf, Mr.Ding Noxlux DG 50mm f1.2いまでこそいろんなメーカーのカメラを日々楽しんでいるが、元々はデジタルもフィルムも最初に手にしたカメラはNikon。誰しもそうだと思うけど、やっぱり初めて手にしたカメラブランドには思い入れがあり、じぶんの原点を常に思い返す存在でもある。
そんなNikonが一眼レフからミラーレスへのシフトに遅れをとった時はやきもきしたもんだけど、それゆえに初めてのZマウント機が登場した時は、思わず「がんばれ」みたいな気持ちと、そんなNikonの思い描く未来が見たくてNikon Z6を購入した。
それでも順調というよりはちょっと苦戦が感じられて、どこか元気がなさそうに見えていたNikon。そこに光が当たったのがNikon Zfcの発表だったと思う。
それ以降のZ9、Z8、Zf、Z5IIあたりの快進撃は、なんか同志ががんばってる姿を眺めているようで、どこかうれしいじぶんがいた。同時にレンズラインナップもどんどん増え、「やっぱりNikonはこうでなきゃ」という世の中の空気も確実に感じられるようになってきた。
そして今回、また一歩Nikonが新しい扉を開くエポックメイクな製品として、初のシネマカメラ「Nikon ZR」が発表された。先を行くSONYや猛烈に追い上げる王者Canonを横目に今回も追う立場であると思うが、NikonはREDという映像機の雄の名を引っ提げて、その追い上げの本気度を示したと思う。
先日のブログにも書いたけど、そんなNikonの追い上げる本気度を感じたくて、僕も動画機のことは分からないなりにNikon ZRを予約した。あの時、Nikon Z6を手に入れたように、まさしくキャッチフレーズ通り「その先が見たいんだ。」と感じたのだ。そして、そのフレーズはNikon自身の思いでもあるんじゃないかと感じた。その先のカメラの姿への挑戦の狼煙のような。
ふだん、Nikon ZfやZfcでクラシックな写真機としてのZマウント機を楽しんでる人間が、果たして動画機のNikon ZRを使いこなせるのか、いや間違いなく持て余すと思ったけど、じぶんにとって初めて手にしたカメラの次なる挑戦を、どこか当事者として並走していきたいと考えるじぶんがいた。じぶんでも呆れるところもあるが、これがNikon ZRを手にする率直な気持ちだ。
物理的にスチル機として使い始めると思うが、じぶんの中ではZRを「やれ動画機だ」とか「スチル機にもなる」とかセクショナリズム的に捉える気持ちは無くて、動画機とかスチル機とかそういう境界線を意識しないカメラというふうに位置付けている。そして、それは今後のカメラが進化していく姿なんじゃないかとも感じている。
Nikon ZR, 写真は公式YouTueからやがて無意識にムービーにも興味が出れば、それはNikon ZRを手にした大いなる成果だとも思う。奇しくも一眼レフのフラッグシップ機Nikon D6が生産完了になったという話も見かけた。クラシックなスタイルのカメラ好きな僕にとっても、ひとつの時代の変わり目を感じるうねりがいま起きている気がする。
NikonとREDのシナジーがひらく未来は、カメラをどこへ向かわせるのか。そして、静止画と動画というある種の垣根はどんなふうにクロスしたり合わさったりしていくのか。そういう号砲がNikon ZRでまた鳴らされたんじゃないかと僕は感じている。



















































