たまたまAmazonで本を検索していたら、ある本に目が止まった。「趣味のカメラ」という本である。いや、アマチュアにとってはカメラはぜんぶ「趣味のカメラ」だろうと思ったけど、表紙にRICOH GRが載っていて、見出しの中にNikon Dfという文字も発見して「なるほど、〈趣味のカメラ〉という言い回しは、確かにあるかもしれない」とふと思う。
RICOH GRもNikon Dfも、僕がこよなく愛して止まないカメラである。RICOH GRは初代とIIIを使った後、今はなぜかCCD時代のGR digitalにハマり、都合3台を所有している。Nikon Dfのほうは、世の中がNikon D850の登場に沸いている中、なぜかひっそりと2年ほど前に発売されたニッチ?なカメラDfを新品で購入してしまい、今に至る。
趣味のカメラといえば、どちらかというと少しマニアックな機械式のフィルムカメラなんかが連想されると思うけど、デジカメだって十分そう呼ぶにふさわしい「趣きのあるカメラ」はあって、RICOH GRやNikon Dfは言われてみると「趣味のカメラ」らしいカメラかもしれない。それは、その佇まいや操作方法なんかが、その前身であるフィルムカメラから脈々と受け継がれたものだからだろうね。
あ、まだこの本は読んでいないんだよね。これからAmazonで電子版を購入しようと思っているところ。長引いている在宅勤務で意外と体力だけじゃなくて脳も疲れ切っているところがあって、ちょっと気分転換にのんびり読めそうな本を探していたじぶんがいるんだよね。ようやく週末になり、これから愛犬と朝の散歩へ。帰宅したら、早速購入して、まったり読んでみようかなと思っているところである。
カメラはいい。そして、本もいい。時に気を紛らわせながら生きていくには「趣味」がいる、と僕はこの歳になって気がついたんだけど、その両方を満たしてくれるカメラ本はある意味、秀逸なアイテム。さて、まずは散歩カメラへ出発だ。きょうはどのカメラとレンズを連れ出そうか。
追記)その後、この本「趣味のカメラ」を購入して読んでるんだけど、これはなかなかヤバい笑。フィルムカメラはもちろん、いわゆるオールドデジカメからちょい古のバリバリの現役機デジカメまで網羅れていて、いやこれはいろいろ目移りして欲しくなる。僕が気になったのは、PETRI Pro7、Olympus STYLUS1、あとFUJIPETかな。どれも、ちょっとお店ではなかなか巡り会えそうにないモノばかりな気がするけど、願ってれば会えるんだよね、カメラって不思議とね。この本、おすすめです。