Nikon Df

Dfの後継ミラーレスの噂は、Nikonの元気が感じられていい話だけど。

アフィリエイト広告を利用しています
Nikon Dfとオールドニッコール

なにやらTwitter界隈でNikon Dfのミラーレス版ともいえる後継機が登場するかも?という話題でにわかにざわついている。何はともあれ、こうした新製品の噂話が飛び交うのは、なにやらNikonの元気さが感じられてうれしいよね。

ミラーレス時代になって、なんとなくNikonの一人負けみたいな空気が世の中にあったから、こういう話は本当かどうかは抜きにしても、Nikonやカメラ市場を活気付ける意味でも、単純にワクワクしてよい。

で、そのDfのミラーレス後継機なるようなものの話だけど、なんでも「Zマウントのミラーレス機で、Dfのようなクラシックスタイルのデザインで、APS-Cセンサーのカメラ」という噂らしい。これまでも、たまにNikon好きの人たちがTwitterで呟いていた「DfならぬZf」というイメージのものかな。

ペンタ部のある一眼レフスタイルかもしれないし、もしかしたらレンジファインダーのNikon Sシリーズをモチーフにした「Nikon Zs」みたいなものかもしれないね。どちらにしても、ボディのコンパクトさからいえば、これまでのNikon機よりスナップ向きな一台になるかもしれない。

それはとても喜ばしいことだとは思うんだけど、問題はレンズだろうなあ。僕も一度はNikon Zシリーズを手にしたけど、ボディは確かに小型で洗練されたけど、レンズの大きさがちょっと馴染めなかった。かといってかつてのオールドニッコールを装着するにしても、これまたマウントアダプターがなかなか巨大だ。このあたりが、スタイル重視の趣味的カメラとしては、なかなかむずかしいところだろうね。パンケーキがひとつ新開発されたらOKかといえば、そう単純でもないと思う。

あと、これもみんな呟いてたけど、そう、小型のAPS-Cでクラシックスタイルのカメラといえば、FUJIFILM Xシリーズがすでに存在し、初代から10年経過した今、その完成度もかなり成熟して、一定のファンも獲得している。実際、僕もフルサイズはDf 使いでAPS-CはFUJI機使いだ。

それでもなお「Nikonのブランドネーム」は偉大だから、熱烈なNikonファンを維持するためのミラーレス機にはなるかもしれないけど、Nikon以外のカメラ好きユーザーやビギナーの人たちまで呼び寄せることのできる魅力を備えて出てくるかどうかが鍵だろうね。

それはなかなか容易なことじゃないけど、僕なんかは単純に「FUJIFILM X-E4なんかは、本当はNikonが出すべきカメラだったんじゃないか」とか過去にも書いたことがあるけど、フィルム時代から続くカメラ好きという人たちもまだまだけっこういるし、昨今のフィルムブームでクラシックなカメラに光があたっていることも事実。

Nikonにはたしかにそういう「イメージの資産」が他社よりあると思うから、それをどう現在から未来へと上手にチューニングできるかどうかだろうね。いや、こんなこと書いてても、単なる噂話で実際はそんなカメラは登場しないかもされないんだけどね笑。でも、噂話はできればポジティブに盛り上がりたい。

もし実現するなら、ぜひともレンズ開発とともにがんばってほしい。なんだかんだでNikonが元気ないとカメラ業界全体が盛り上がらないと感じてるから。いろいろ書いたけど、まあ、一人のNikonファンの戯言ということで。

関連記事