FUJIFILM X-T2

カメラの防塵防滴性能はともかくとして、耐低温性能は今まで意識したことがなかった。

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Nikon Df, AF-S Nikkor 50/1.8G

めずらしく、雪の積もった3日目の朝を迎えている。雪の中カメラを持ち出すとなると一応防塵防滴性能を気にかけるわけだけど、雪がこれだけ続くとなると当然気温も氷点下。そうなると、防塵防滴性能プラス、耐低温性能なるものを気にし始めるのだ。

これまでこんなに連日の雪模様に見舞われる経験が無いから、正直「耐低温性能」なんて言葉すら意識したことがなかったんだけど、調べてみると存在するんだよね。

FUJIFILM X-T2, XF 35/2R WR

僕の所有するカメラだと、この耐低温性能がマイナス10℃までOKとうたわれているのがFUJIFILMのX-T2だったから、ここ2日間はX-T2に同じく防塵防滴仕様のレンズXF 35/2R WRを装着して散歩カメラしていた。

まあ、見た目に何か変わりがあるわけじゃないから、あくまで気分的に安心して雪の中でも持ち出せるって感じなんだけど、それでなくても雪の中は足元なんかにも気をつかうから、カメラそのものにあまり気をつかわずラフに撮れる感じは、意外と大事な性能だと思った。X-T2は二世代前のカメラだけど、さすが当時のブラックシップ機だなとも思った。

FUJIFILM X-T2, XF 35/2R WR

で、雪の朝、さすがに3日目ともなると、違うカメラを持ち出したいと思い、今朝はNikon Dfと現行Gレンズの組合せで散歩カメラへ出かけてみた。ボディ、レンズともに防塵防滴仕様なんだけど、正確にいうと耐低温性能までカバーしているかどうかは分からない。ネットで調べたけどよく分からなくて…でもまあ、堅牢性のNikonだから大丈夫だろうと氷点下のなか、持ち出してみた笑。

もちろん、操作感にはまったく問題なく撮影できた。このあたりの信頼性はイメージもあるかもしれないけど、Nikonに対する印象はとても頼もしいものがある。ちなみに僕が所有するデジカメではNikon D200も防塵防滴仕様。調べてみると、プロ機以外で防塵防滴性能を正式に表記したモデルはこのD200らしい。

Nikon Df, AF-S 50/1.8G

つまりプロ機は当然、防塵防滴仕様。おそらくフィルムニコンのF一桁機も表記しているかどうかは別として、そういう過酷な環境下でも問題なく撮れるんだろうね。なんてったって宇宙や南極に行ったカメラたちだからね笑。

まあ普通に暮らしてるかぎりは、この耐低温性能なんかはそれほど気にする機能じゃないともいえるけど、今回、僕はこうして連日の雪でそれを意識するようになったわけで、僕なんかは年に一、二度あるかどうかのためだけの機能だけど、北国に暮らしてる人や世界を旅する人なんかは、アマチュア写真家でも耐低温性能というのはなかなか欠かせない性能なんだなというのがわかった。

こうなってくると、じぶんの所有するカメラたちのどれが耐低温性能まで備えた防塵防滴仕様なのかが気になってくる。今さらながらちょっと調べてみようかなと思う、3日目の雪の朝である。

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