RICOH GR シリーズ レビュー

いまや「みんなのGR」になった。待望のRICOH GR IV誕生へ。

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RICOH GRシリーズ。写真は公式YouTubeから

いやあ、ついに新型RICOH GR IVの予約が始まった。発売は9月12日を予定しているということで、今秋発売とされていた予想よりも早かったなという印象。

そのせいか、本日の予約開始を見逃していた人も多いのではないだろうか。いずれにしても、一日も早く手にしたい人にとっては朗報である。問題は無事に発売日に入手できるかどうかだが。

事前に発表時以降も新製品の特徴などは各種記事などで公開されていたので、進化内容はすでに頭に入っている人も多いと思うけど、GRというカメラのヒストリーやコンセプトも含めて、まずは以下のオフィシャル動画を見てもらえればと思う。

前作から6年半ぶりの新作のテーマは「正統進化」。文字通り「究極のスナップシューター」へのこだわりが随所に磨かれ、そのすべてが最新のテクノロジーによる完全体に。にも関わらず、ボディはさらに小型化されるなど、GRらしい進化は健在だ。

前作も手ぶれ補正が載ったにも関わらずかなり小型化され驚いたが、今作もさらに2ミリ薄くなり、高さもわずかながら短縮された。各社のカメラがだんだんと大型化するなかで、この小型化の進化っぷりはなんともクールだ。

が、しかし、僕個人的な話でいえば、いまのところGR IVの購入予定はない。なぜなら、ランニングの時にGRを持ち出すのが常なので、走ってる時にカメラ内で手ぶれ補正がカタカタと揺れない初代GRかGR IIが必須だからだ。

ランニングに持ち出さない人間だったとしたら、間違いなく購入しているだろう。あの初代GRで使い慣れた縦位置の露出補正ボタンも復活したし、6年半の技術の進化はハンパないだろうから。

しかし、僕が初代APS-CのGRを新品で手に入れた時は6万円台とかだった気がするが、それから10年ほど経過して、今度のGR IVはカメラ店などでは税込17万円ちょっとという価格にまであがってきた。

それでも、とにかく人気でなかなか予約もままならない状況のようだから、いかに多くの人たちに支持されているかが分かる。もはや上級者やマニアックな人たちのサブカメラではなく、ひろく一般の写真好きな人たちの「みんなのGR」になったのだ。

いずれにしても、手にして後悔することなどは微塵もないだろう。そういう絶大なる信頼性がこのカメラにはある。ダテにこのスタイルを長年踏襲しているわけじゃないのだ。それはもはや、究極の磨き上げの域に達している。

人間に例えたとしても、そんな人は生き方としてカッコよすぎるだろ。そう、GRを選ぶことは、生き方を選ぶかのような強く熱いものなのだ。

(以下は前作GR III系)

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