Nikon Df

やっぱりシビれるね、Nikon Df。

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Nikon Df, Ai Nikkor 50/1.4

世間がなにやらDfの後継的フルサイズミラーレス機?のことをツイートしてるのをちらほら見かけ、久しぶりに僕も愛機Dfを持ち出してみた。レンズはヨンサンハチロクからAi 50mm f1.4に交換、昔のスチールのフードをつけてみた。

いやあ、やっぱりカッコいいね。カッコいいとしか言葉が出ない。やれ厚みがあり過ぎるとか、ファインダーが…とか言う人がいるけど、そんなことはDfを日常的に使ってみれば超越してしまう。このカメラの真骨頂はエモーションだからだ。使ってみれば分かる。

脳でロジカルに判断して選ぶカメラじゃないから、ハートに深く入り込む。いまだに常用カメラとして愛用している人は多く、そのクラシックな佇まいから愛機という言葉が実に良く似合う。発表当時は異質な存在だったかもしれないが、年月を経て感覚的にはようやく時代が追いついてきたといった気がする。

ただ、Dfを使う感慨深さはデザインだけじゃない。アダプターを介さずに往年のオールドニッコールがほぼすべて使えることこそ、このカメラの存在意義だ。実際、僕もAFのキットレンズは持っているが、Dfに装着するのはほぼフィルムニコン時代のニッコールばかりだ。

Nikon Df, Ai Nikkor 50/1.4

フィルムニコンで撮っていると知らず知らずのうちにFマウントレンズが増え、それゆえに似たような50mmレンズが多数あるが、そんな微妙に異なる標準レンズをその日の気分で交換しては写りの差異を確かめる。そんなニッコールとFマウントの軌跡を感じながら撮る楽しみがDfには濃厚にある。

動画機能やWiFi機能も省かれたシンプルな構造だが、物理ダイヤルを使うなど写真機として楽しむ人にはなんら不満はないだろうし、シンプルゆえか故障もしない。まだまだ10年20年は使えそうな気がするのは僕だけだろうか。

とはいえ、ひと昔前のデジタル一眼レフだから、万人におすすめするものではない。が、しかし、古き良きNikonの趣とか写真機としての質感を堪能したいという人には代わりのきかない存在のカメラであることもまた事実だ。そんな嗜好の人には最高の趣味カメラになるに違いない。ぜひ、お店で遭遇したら触って、そのハートを揺さぶる感覚を確かめてほしい。

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