Nikon Df

新しいカメラやレンズが欲しくなったら、いま使ってる機材を本当に使い尽くしたのか疑ってみる笑。

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Nikon Df, Nikkor-S Auto 50/1.4

カメラとかレンズって本当に不思議なアイテムで、何かを極めていくという観点からいえば、少数精鋭の相棒的機材をニ、三セットも持っておけば事足りるし、その機材を奥深くとことん隅々の機能まで使い倒していくのが「極める道」だと思うんだけど、なぜか機材ってどんどん増えていくよね。体は一つなんだけどね笑。

いや、Twitterなんか見てても、来る日も来る日もカメラやレンズを買ってる人がたくさんいるし、買わないまでも常に次の機材の購入を検討している予備軍みたいな人たちがいっぱいいる。まあ、それをこの世界では「沼」と呼ぶわけだけど笑。

たしかにカメラは道具であり、写真をより良く撮りたいという目的から、常に「より良い、じぶんにあった機材」を探し求めるという点からいうと、常に今より良いと思える機材を追い求める旅みたいなものではあるんだけど、でも、いや、ちょっと待てよと。

そもそも、いま使ってる機材をじぶんは本当にとことん隅々まで試し切ったうえで、そう言ってるのか?と。機材で写真を撮るという行為には無限なくらいの組み合わせがある。感度然り、絞り然り、シャッタースピード然り。フィルム銘柄だって全部試してみたわけじゃないだろう。ましてや撮る時間帯や光の差す方向や角度の違いなんかまでいえば、試していないアプローチだらけだと思うんだよね。

シンプルなフィルムカメラですらそうなんだから、これが機能満載のデジカメともなると、もうこれまで使ってきた機能や撮影方法なんてたぶん全体の一、二割しか試していない人がほとんどじゃないかと。そう考えると、まずはいま使っているカメラやレンズが可能性の塊に見えてくる。新しいカメラやレンズどころか、いま所有しているカメラすらまだ手に入れたばかりの瑞々しさに溢れてるんじゃないかってね。

そう、冷静に考えれば、いま頭の中に思い描いて購入を検討しているカメラやレンズは、大抵のところ必要ないのである。それよりも、手持ちのカメラやレンズをまずとことん使い倒すことのほうが順番は先なのである。どう?少しは落ち着いてきたでしょ笑。

まあ、物欲は人間の五大欲求?のひとつだから、次々と新しいモノが欲しくなる気持ちは分かるけど、そんな物欲が頭の中に思い描かれ始めたら、この「そもそも、じぶんは今の機材たちを使い尽くしたうえでそう言ってるのか?」というふうにじぶんに問いただせば、買いたいと先走る気持ちを抑えることができる。ぜひ、試していただきたい。

まあ、ここまで偉そうなことを書き連ねてきたんだけど、要はこれ、いまの僕の「買いたい気持ち」を鎮めるために、じぶんに言い聞かせている言葉なんだけどね笑。

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