こうやって見ると、装着した姿もシルバーとブラックがいいバランスで折り重なってなかなか凛々しい。タイトルにある通り、OLYMPUS PEN-FにMマウントのElmar 50mm f3.5をつけた姿である。
焦点距離に対して画角が2倍になるマイクロフォーサーズ機では、フルサイズ換算で100mm相当のエルマーということになる。エルマーにはおなじみの90mm f4があるが、それをイメージして組み合わせてみた形だ。
100mmあたりの中望遠になると、画のなかに密度が出てきて、それこそ一枚の絵のようになっておもしろい。ふだん広角から標準域で撮ることがほとんどなので、じぶんの感覚的にも新鮮だ。
エルマーはライカで撮ると比較的しっとりと彩度が低めの落ち着いた描写を見せるのだけど、PEN-Fのセンサーと撮影モードで組み合わせて撮ると、けっこう色味に華やかが出て悪くない。
エルマーをマイクロフォーサーズで撮ろうと思う人がどれだけいるかは分からないけど、いちおう参考までにブログに載せておこうと思った。フルサイズで50mmのレンズがAPS-Cで75mm、マイクロフォーサーズで100mmにという遊び方もありかと。
画角は変わってもエルマーの品みたいなものはやっぱりあって、それもまたボディを変えてレンズの良さを見つめ直すたのしみ。そういう意味でもレンズ交換ができるマイクロフォーサーズを一台持っておくのは有益ではないだろうか。
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