写真とは

僕が写真を好きなのは、ボケが好きというのも大きい、きっと。

アフィリエイト広告を利用しています
RICOH GR 秋

Instagramを見返していたら、じぶんが今日ポストした写真の中にこんな一枚があった。こんな何の変哲もない写真をポストしていたじぶんに軽く驚いた。いや、たしかに僕の場合、もともとそんなテーマ性のある写真を撮っているわけでもないし、写真を撮った後は大抵数枚連続でInstagramにポストするんであまり吟味をせずに直感的に写真をあげているところはある。にしても、この写真はあまりに普通すぎるだろうと。なぜ、この写真を瞬間的に僕はInstagramにポストしたのかをしばらく考えてたけど、これしか浮かばない。

ボケがなんかいいなと思ったから。

僕がカメラを持ち始めるきっかけになったのは、Facebookでつながっている先輩たちの写真が決定的にじぶんの写真と違っていて、聞くと一眼だったりして、そんなに違うものなのかとだんだん思いつめ始めて、これはiPhoneカメラじゃ先は無いなんて思い始めて笑、たしかそんな感じで一眼レフのことを調べ始めた気がする。その時にそんなに違うのかと思ったのは「ボケ」の差だったと思う。そう、僕はボケが好きなんだな。だから、コンデジにしてもボケの出せるAPS-Cセンサーサイズは必須だし、ふりかえっても僕の写真はボケを意識して絞り開放のものが多い。

写真を本格的にやってる人から言わせると、きっと”何を撮りたいのか。何を伝えたいのか。”とか、”主役は何なのか”とか、本当はその一枚にこめたテーマ性みたいなものが無くてよく写真撮ってるなとか言われそうだけど、僕の場合、こうしてボケそのものを撮ることを目的にしていたり、写真を一枚のデザイン画みたいに捉えて撮ってるところが多いにある。そういう意味では邪道なのかもなあ、僕の写真は。でもまあ、楽しいんだな、これでもじぶんでは。これまでスマートフォンでは撮れなかった撮り方ができる、それだけでもカメラを持つ意味がじぶんではある。撮るために行動しているというよりは、行動しているついでに写真を撮っているところがあるけど、まあそれもひとつの写真の楽しみ方。僕にとってはアリなのである。

関連記事