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仕事帰り、スナップシューターで夜を撮り歩くのが、一日のクールダウン。
あなたにとってハードだった一日をクールダウンする行為とは何だろうか。気の合う仲間と食事で談笑を楽しむ人、ゆるりとバーに立ち寄りグラスを傾ける人、トレーニングジムやプールに立ち寄り汗を流す人、いろいろだろうけど、僕の場合は仕事場からの帰り道にスナップシューター的カメラで夜の街をスナップして帰ることだ。
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もともとはRICOH GRで撮ることが多くて、その後レンジファインダーのLeica M-Pを手に入れたり、コンデジのLeica X2でモノクロシューティングしたり。今はマイクロフォーサーズのミラーレス Olympus PEN-Fがクールダウン・スナップの相棒だ。
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撮る時は一人。つまり、基本的には知り合いの人が一人もいない空間で、街の薄暗がりな光と雑踏に紛れるように身を置いて、無心のような状態で目の前の日常世界を切り取っていく。撮る時に何かコンセプトのようなものさし的なものがあるような、ないような。街を徘徊、または漂流するように僕は撮る。
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この動的でもあるけどとても静的な時間が、一日を閉じる行為として心地いい。気が向けば辺りにカメラ屋も何軒かあり、そこにふらりと立ち寄るのもまた気分転換にいい。実際には、帰宅してから愛犬の散歩なんかもあるんで本当のクールダウンはオフタイムを過ごす自宅まわりにはなるんだけど、そこへの誘いとしてのナイトスナップが僕にオフモードへの気持ちの転換をもたらしてくれる。カメラはなんだっていいけど、どうせならスナップシューターがいい。夜の街に溶け込める、控えめな軽量コンパクトな一台。カメラは撮る道具だけど、心を持ち上げたりしずめたりする効果もあるんだ。