Leica M-P typ240

実は凄い、不変のMマウント。

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Summicron 50/2 1st

実は凄い、不変のMマウント。

不変の…といえばNikonのFマウントで言われるフレーズだけど、そのNikonもいよいよZマウントへと移行しようとしている。そうやって進化とともにマウントが変更されてるカメラとレンズの歴史を考えると、俄然ライカのMマウントの凄さが際立ってくる。

これまであまり考えたことがなかったんだけど、実は不変なのはMマウントのことなんじゃないかと。1954年のLeica M3の登場とともに世に生み出されたMマウント。以来、60年以上変わることなくMマウントは生き続け、これからもその歩みは止まる予兆は見られない。実際、僕のM型デジタルのMマウントレンズたちはフィルム機のLeica M3と併用してフル回転だ。Nikonがいよいよマウント変更の時代を迎えた今、俄然ライカのMマウントは貴重に思えるのだ。

エルマーズミクロンズミルックスに、Mロッコール。それでもってLMリングで容姿を歪に変えることなくスクリューマウントレンズの赤エルマー、ロシアンレンズのジュピター8やインダスター61、フォクトレンダーのスタップショット・スコパーも使える。これはもうライカ社に拍手を送らざるを得ないだろう。フルサイズミラーレスブームでオールドレンズ がさらに陽の目を見るてあろう昨今、たしかにマウントアダプターを介せば大抵のオールドレンズが現代のデジカメで使えるけど、そこは見た目のデザインからいっても、やはりアダプター無しで装着したほうが美しい。それは、マウント変更しないことは、不変の美を損なわないことも意味する。ライカがいいと思うのは、ブランド感がいいのではなくて、こうした不変の哲学がいいのだ。どうだろう。

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