フィルムカメラ

職場のライカ先輩が貸してくれた、ロシアンゾナー Jupiter-8 50mm/f2。

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昨日、深夜に少しだけツイートした職場のライカ先輩が早速ロシアンレンズを持ってきてくれた。なんでも同じものを3つ持ってるから貸しても全然大丈夫とのことである。なんで3つもとお聞きすると、いくつかカメラを集めている時にボディについてたりとかでそうなったらしい。(L型マウントなんだけど僕のM3用にとM型マウントアダプターをつけて貸してくれた)

で、このロシアンレンズ、聞いたり調べたらすると、ツァイス・ゾナーのコピーだそうでソヴィエト製、当時のツァイスマイスターが正規の設計図を元に製造したゾナーのクローンのようなレンズらしい。僕がいまM3に装着しているのはブラックのプラナーだけど、このシルバーのレンズはなかなか似合うかもしれない。撮れ味は週末に装置してみないとなんともいれないけど、僕にとっては初めてのオールド?レンズ、現像が楽しみである。

それにしてもクラシックなフィルムカメラと当時のレンズの世界は奥深い。最近になってフィルムカメラの本を読んだり、ネットで検索したらしてるけど、当時の歴史の複雑さとかも相まって、とにかくストーリーの変換が幅広くて、ちょっとやそっとでは理解はむずかしい。頭の中で理解するのではなくて、こうしてひとつひとつのカメラやレンズと出会い、ひとつひとつ歴史を紐解いていくことで点と点がつながったりしてくんだろうね。

このレンズの詳しいことは、こちらのブロガーさんが詳しく語ってくれているので、興味のある方はぜひ一読して、当時に想いを馳せてみるのもおもしろいかも。それにしてもフィルムカメラを持ち始めると、いろんな人やモノ、コトがつながりはじめる。そしてそれは何やら歴史に関与している気がしたり、妙な連帯感みたいなのが生まれてなかなか心地いいのである。カメラをやるやらこのフィルムの歴史にふれてみるのがなんともいえない醍醐味だと思う。

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