
はやいもので今日はもう4月1日。先週くらいから咲き始めた桜も早いところでは散り始めてるけど、どうやら明日からの土日の二日間はなんとか持ち堪えてくれそう。
そう、ブローニーでも桜を撮っておきたいのだ。
もう少し正確にいうと、ローライフレックス・スタンダードで撮りたいのだ。あの少々手のかかるフィルム装填をして、あの少し暗めのウエストレベルファインダーをのぞいて、あのささやくようなシャッターを切りたいのだ。

そのためにアマゾンでブローニーフィルムを物色して、Ekter100も手に入れた。
いちおうレンズも簡単ではあるが外側と内側の両方からクリーナーで清掃した。
もう後は、フィルムを詰めて辺りをゆっくり歩くだけである。

というわけで、ごめん、きょうはただただ僕がローライフレックス・スタンダードで撮りたい、というだけのブログだ。
誰のためにもならない内容で、記事とも言えないまさに独り言だけど、なんかじぶんの心境として書き残しておきたかったんだよね。
フィルムの値上げは止まらない。でも、だからこそ、いまのうちにこのブローニーの世界、二眼レフの世界を堪能しておかなくてはと。

しばらく使っていなかったから、レンズも曇り気味かなと思うんだけど、その現状確認のテストも含めて、桜の花でシャッターを切ってみたい。
いや、それも理由のひとつではあるけど、とにかくローライフレックス・スタンダードを使いたいのだ。あの絵本の中の世界のような時間を味わいたいのだ。
こういうカメラがひとつあると、決して大袈裟ではなく、人生が少し豊かになる。カメラとは写真を撮る道具というだけでなく、僕をメンテナンスする道具でもあるのだ。