Leica IIIa

ここのところ週末は1930年代コンビで撮るのが最上の癒し。

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Leica IIIa, Rolleiflex Standard

GW前半戦の連休最終日、やっぱり僕はこの二台を連れ出した。Leica IIIaとRolleiflex Standard、共に1930年代でかれこれ80年〜90年前のカメラたちだ。

フィルムカメラを始めるまではたぶん想像もしなかったこと。それは半世紀どころかもうすぐ一世紀になろうかという戦前のカメラをこうして普通に21世紀の2018年に実用品として楽しんでいるということ。フィルムカメラをやっていない人だったら、にわかに信じられないんじゃないかな、100年近く前のカメラを今も素人が使ってるなんて。

Rolleiflex Standard

いや、僕だってフィルムカメラやっていなかったら、そんな大昔のカメラで週末に普通に写真を撮ってるなんて話、信じないから笑。でもご覧の通り、見た目はアンティークショップの置き物のようだけど、撮れるんだなあ、これが。正確にいうと二眼レフのRolleiflex Standardのほうはまだ試し撮りが現像からあがってきていないんで、ちゃんと撮れる代物かどうかは分からない。でもLeica IIIaのほうは元気そのもの。どちらも機械としてはまだまだ現役なんだ。

Leica IIIa, Rolleiflex Standard

カメラをやる人は分かると思うけど、この二つのカメラはもちろんフルメカニカルシャッター、いわゆる電池を使わない機械式カメラだから、電子部品が故障して交換するしかないというような壊れ方はしない。しっかりとした修理職人さんさえいれば、たぶんもう一世紀でも生き続けると思う。問題はフィルムのほうがそこまで生き続けてるかどうかではあるけど。

Leica IIIa, Rolleiflex Standard

でも、このまえ、某カメラ屋さんのフィルム売り場担当の人と立ち話してたんだけど、仮に富士フィルムさんがフィルムから撤退しても、その施設や現像関連機器を必ず誰かが買い取って続いていくのではと。なるほど、かなりリアリティはある。資本の小さな企業が買い取った場合、どうしても施設を維持するのに販売価格は今より高騰するだろうけど、フィルムと現像施設は無くなりはしないだろうと。あと何年か、何十年か。それは分からないけど、僕が現役で働いてる間はぜひ続いてほしいな。その間なら多少のコストは投入できるから。仕事を引退したら、フィルムカメラも引退かな、僕は。財布がまわっていかないから、きっと。だから今が旬なんだ、僕の中のフィルムはね。

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