昨日はRICOH GRのエフェクトモード「ブリーチバイパス」で最近撮っていることを書いたのだけど、今朝はまた気分を変えて「レトロ」というエフェクトモードで撮ってみたので備忘録ということで。
もう何年もGRで写真を撮っているけど、このレトロモードというのはなかなか使わない。クロスプロセスよりも使わないかも。
それは、けっこう癖が強いというか、いかにもエフェクトらしく写真の質感が変化するんで、どちらかというとリアルにスナップを撮りたい僕としては「エフェクトが強すぎる」という意識があるのかもしれない。
けれど、こうして朝ランの朝の光を撮ってみると、これはこれでアリだなとも思う。朝の少し湿気のようなものを感じるし、僕の少し疲れた心身を表現してくれるようでもある笑。
ちなみにGRの取説には、レトロは「古い写真のように撮れます!と一行だけさらりと説明が書いてある。各種エフェクトのメーカー説明を載せたかったのだけど、いい記事が見つけられなかったので、実際の僕の撮影写真だけで申し訳ない。
まあでも、写真は見たままがすべてなので、ひとまずその雰囲気だけでもつかんでもらえたらなと思う。ブリーチバイパス同様、このレトロもストリートの路地裏辺りをスナップすると、よりクールなのかもしれない。
エフェクトとかプリセットの撮影モードについては歓迎しない人もいたりするけど、僕はそのカメラの開発者がそのカメラで表現したかった世界観が凝縮されてると思っていて、むしろプリセット撮影がほとんど。それを日によって変えては、フィルムを入れ替えているような感覚を楽しんでいる。
GRのエフェクトは他に「ハイコントラスト白黒」とか「ポジフィルム調」も多用するけど、どれもいかにもスナップシューター的なザラつきを持っていて、なかなかソノ気にさせてくれる。
現行のGRIIIやGRIIIxも品薄が続いてるけど、リコーイメージングストアでは1ヶ月から3ヶ月くらい待てば新品が手に入れられるようなので、急がないなら公式ストアで注文するのもいいかも。秋冬にガンガンGRスナップしたい人は、運良く在庫が見つかることを祈ってます。
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