RICOH GR

ポケットにAPS-Cの余裕。今日もよろしく、RICOH GR。

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たまにGRに興味があってブログをのぞいてくれるひともいるので、時折その使い心地もポストしていこうと思っている。一眼レフD750を手放してから僕のカメラはこのGRだけ。でもスナップシューターと片付けるにはあまりに軽率というか、むしろGRは使用範囲という意味では万能選手ともいえる使い勝手を発揮する。それは、いまのGRがAPS-Cセンサーを積んでいることが大きい。コンデジのセンサーサイズではどうしても写真の奥行きというか描写力に限界がある。でもGRならAPS-Cの一眼レフに明るい単焦点28mmをつけて持ち歩いていると思ってほぼ差し支えない。少なくともD5300も使っていた僕は比較した上でもそう思っている。ズームなし、手振れ補正なしではあるけど、驚くほど精密なGRレンズとコンパクトな携帯性がそれらを帳消しにしてくれる。いかにも精密機械といったなめらかな高速起動も気持ちいいし、前面にGRのロゴが入ったシンプルなフォルムも代々変わらない機能美の究極のかたち。こんなカメラが6〜7万で手に入り、ポケットに忍ばせておける現代はなんと幸せな時代なのだろうと大袈裟でなく思う。以前のGRのキャッチフレーズは”最強のスナップ・シューター”だったと思うけど、最新のカタログには”Get Real”とあった。僕らの日常のすべてをリアルに記憶する。GRらしいとてもいいフレーズだと思う。近ごろの僕の写真はすべてGRで撮ったもの。よかったら参考に。