
いやあ、ほんとようやくというか、PENTAX 17の初現像までついにこぎつけ、めでたく試し撮り第一弾が完了したところである。72枚の旅は、やはりなかなかの永遠具合だった笑
運良くメーカー発送の初期ロット分を購入できていたんだけど、試し撮りとはいえ、なんか近所の散歩でチャッチャッとシャッター切るのはもったいない気がして、できれば街撮りメインで撮ろうと考えていたら、こんなに日数が経ってしまった。まあ、本人的にはハーフがなかなか撮り終えないというのは織り込み済みなんだけどね笑
もう試し撮りなんかとっくに終えて、その使い心地なんかを詳しく動画やブログにあげている人はたくさんいるから、いまさら僕が細かなレビューみたいなことをする必要もないだろう。
なので、どんどん試し撮りした写真を貼っていきたいと思うので、PENTAX 17をなんとなく検討している人のなにかしらの参考になれば幸いだ。





まずはハーフサイズ特有の2枚一組の写真から。普通のカラー現像機とスキャナーのお店だと、こんなふうに2枚一組で現像も仕上がってくるのではと思う。僕はこの2枚一組というシーンの抱き合わせが、どこか物語的で好きだったりする。





次はじぶんで一枚一枚にトリミングしたもの。こうやって見てもけっこう綺麗に写ってるなと感じて、現代に作られたフィルムカメラだけに露出性能やレンズの質が良いんだろうなと実感。やはりこのカメラは新品/新型なのである。



もちろん使い勝手もいい。これらの写真はほとんどプログラムモードで、かつ無限遠で撮ってみたので、まあ目測のピント合わせも特に意識することなく、オートのカメラのようにサクサク撮れる。ただ、ひとつだけ感じたのは、意外と電源のオンオフが面倒かなと。これは機械式のカメラの利用が多かった僕の癖の問題だけど。



で、買いかどうか?ということでいえば、断然買いだろう。こういうスナップシューター的フィルムコンパクトを一台持ってると、やはり写真を撮る呼吸みたいなものが変わってくる。それでいて枚数はデジカメほどは無尽蔵に撮らない。そのバランスというかリズムが絶妙なのだ。



フィルム代や現像代、データ化代金などはたしかにコストや手間がかかるけど、デジカメほどは枚数は撮らないし、なによりフィルムならではの光のすくいとり方や色描写はやはり格別だ。まぎれもなくプライスレスの世界なのだ。



最近になってお店でも在庫を見かけるようになってきたし、見つけたら即買いで間違いはないと思う笑。ペンタックスが作り上げた写真機だから、その使用感や質感などは心配はいらない。むかしの中古カメラも楽しいけど、最新のフィルムカメラの安心感もまたなにかと心強い。



実際、けっこうラフに撮りまくってもしっかり撮れてるなあという印象なので、そこはやはり最新の目利き力も施された新型フィルムカメラのありがたいところ。僕のつたない試し撮り写真と雑感でアレだけど、PENTAX 17でまた一人、二人と、写真のある人生を楽しむひとが増えることを祈って。
また、おいおい続編的ブログは書いていこうと思う。なんといっても、このカメラで撮ると楽しいからね。
追記)何人かの方から「写真の右上に繊維のようなものが写り込んでる」と教えてもらい、たしかにと。途中から入り始めてるんだけど、ネガとレンズの間になにか毛羽だったものがあるのかもとか確認中です。文字通り「試し撮り」ですね。教えてくださった方、ありがとうございました。
★今日の注目商品をチェック!