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きのうのブログの続き。そう、近ごろ僕がその奥深さを追求しているFUJI機のフィルムシミュレーションの色で、僕がずっと愛してきたレンズ「オールドニッコール」の世界を見て見たかったんだよね。
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で、土曜日の朝、K&Fのマウントアダプターを介して、FUJIFILM X-T2にまずはAi Nikkor 50mm f1.8を装着。X-T2は一眼レフスタイルだから、これがなかなかよく似合う。Nikon Dfさながらのフォルムで、デザイン的にもこれはアリだなと思った。
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チョイスしたフィルムシミュレーションは、僕がふだんから気に入ってよく使っている「ASTIA」に。家の近所もいよいよ桜が満開になってきたから、愛犬と散歩しながら辺りの春色を試し撮りしてきた。
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APS-CセンサーサイズのFUJI機だと、フルサイズ換算で75mmの中望遠になるんで、少しマクロ的に撮れて散歩カメラ向きなんだよね。X-T2ならファインダーのEVFも大きいからピントの山も割と掴みやすい。基本はISO200、絞りはf1.8開放、絞り優先モードで距離も最短に固定して、サクサク撮り歩いた。
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描写の雰囲気は見ての通り。Nikon Dfとオールドニッコールの組み合わせと比べると、やはりNikon機の色がもう少し濃厚な色のりなのに対して、FUJI機の色味はよりライトで明るい色、そう、富士フイルムがフィルム時代から謳っていた「ハッピーカラー」のような気がした。
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オールドニッコールも、以前はとにかくボケるAutoやAiの50/1.4をよく使っていたけど、最近は少し落ち着いたf1.8やF2のレンズの描写が好きで、その暴れ過ぎない感じがFUJIのフィルムシミュレーションにも合っているのかもしれない。
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フィルムニコン機用のマニュアルフォーカスレンズはけっこう数多く持ってるんで、せっかくこうしてマウントアダプターも手に入れたし、少しずつ異なるオールドニッコールを装着して、Dfとは異なるFUJI×Nikonの描写をいろいろ試してみたいと思う。
というわけで、きょうはまだ手探りではあるけど、FUJIFILM X-T2にAi Nikkorをつけて撮ってみたということで、しばらくはこのアダプターを介してX-Pro1やX-E4でもオールドニッコールとの組み合わせの妙をいろいろ試してみたいと思う。僕の愛するNikonとFUJIFILMという二大ブランドの共演。なかなかの至福のひとときだ。