Leica M3

懐かしさは、このうえない癒し。

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Leica M3にフィルムを装填する心地よさ

きょうはなんだかLeica M3のことばかり考えてたな。僕のM3は製造番号が75万番台たからいわゆる初期型で、おそらく1955年製造のもの。僕が生まれるより昔のカメラだけど、いまもしっかり現役で使えている。というか、そのフィーリングは今もって歴代ライカの中で最高ではないだろうか。どんな技術と魂を込めれば、こんなカメラができあがるのだろうか。そんなことを考えながら空シャッターなど切る時間はこのうえなく至福で、言葉にならない癒しのひとときだ。

なぜ、ふとM3のことを考え始めたかというと、昨夜、偶然YuouTubeで彼女の歌に巡り会ったんだよね。70年代とか80年代にどこか懐かしさを感じる人は、ぜひまずは観てほしい。

どう?ちょっとたまらなくないですか?。たぶん、昭和の時代に青春を過ごした人たちは、かなりグッとくるものがあったんじゃないかと思う。そう、松原みきさんの楽曲「真夜中のドア」なのである。歌っているのはRainychさんという方。なんとこの方、日本人ではなくてインドネシアの人気ユーチューバーの方なのである。いや、巷ではかなり前から人気らしいんだけど、僕は恥ずかしながら昨夜知ったのである。

というのも、僕は山下達郎や竹内まりやの歌が好きで、iPhoneでも聴くし、愛車の中でも聴くし、そのリズムを体の中に注入するとなんとも言えないグループ感が蘇って、ほんと、このうえなく癒されるのである。でも、この感覚がどうもここ数年、世界的に人気で、そんな情報を昨夜も追いかけていたんだよね。そうしたら、このRainychさんの動画にたどり着いたのである。いやあ、素晴らしいよ、彼女の歌声。

なんでも、Rainychさん、日本語はまったく分からないらしいんだけど、ひたすら原曲を何度も何度も繰り返し聴いては歌ってみて、また聴いては歌っての繰り返しで、このまるで日本人のような流暢な歌声を作り上げているらしい。なんか、そういうエピソードを聞いただけでも、じぶんの若きチャレンジャーだった頃を思い出すというか笑、わかいって素晴らしいな、なんてね。そんなことを考えていたら、不思議とフィルムカメラのことを考え始めてたんだよね。影響されやすいよね、じぶん笑。

まあ多少オーバーなことを言ってるかもしれないけど、懐かしさというのは頭とからだにとても心地いいんだよね。これはもう無条件にそう思う。写真がいいなって思うのも、それは「思い出」みたいなものを撮ってるからだと思うんだ。そう、カメラは未来のタイムマシンならぬ、過去にさっとタイムトラベルできる魔法の装置みたいなもの。だから、カメラと戯れていると無性に気持ちよく、このうえなく癒しなんだ。

だめだな、ちょっと呑んでるから、とりとめのないこと書いてるけど、まあこんな夜もある。過去を振り返ることは、単なる懐古主義じゃなくて意外と明日のエネルギーになったりする。そういうタイムトラベルの道具を持っててもいいんじゃないかな。いいよ、フィルムカメラは。行こう、あの頃へ。