Leica M-P typ240

意外と趣味のほうが、人生のメインストリームかもしれない。

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年代柄、「男子たるもの、仕事こそが人生のすべて」とか聞かされてきた気がするし、事実じぶんの人生の大半もそんな風に過ごしてきたように思う。そんな仕事の合間の息抜きに「趣味」みたいな、どこか脇役のように趣味を聞かれたりしてね。

でも本当にそうだろうか。最近は、実は「趣味」こそが生きる歓びの要で、人生のメインストリームなんじゃないかと密かに思っている。まあ、時間感覚でいえば人生の時間の大半が仕事で占有されていることは間違いないんだけど、何も時間で推し量らなくてもいいんじゃないかと。

まあ、趣味が仕事になったみたいな人生であればそれがいちばん幸福なのかもしれないけど、なかなかすべてのひとがそうなるのはむずかしい。そうやって、仕事と趣味をガラッと切り分ける必要があるとしたら、意外と趣味のほうが人生を走りきる原動力になっていたりするんじゃないか、という話。

だって、趣味にはお金がかかるからね。仕事はお金を貰うためにやってるけど、お金を払ってまてやっているわけじゃない。だったら、お金を払ってまで突き詰めようとする趣味は、仕事より偉いじゃないかと笑。仕事で疲れてるのに、休日も早起きなんかして趣味に勤しむというのは、かなり大した出来事だし、それは人生の大事業なんじゃないかと思うわけです。

この趣味というのはほんと人それぞれで、カメラのひともいれば、釣りのひともいるだろうし、バイクなひともいれば、キャンプなひともいる。職業を聞かれたらまったく違うジャンルを答えるかもしれないけど、人生の職業は?と尋ねたら、カメラです、とか、キャンプです、とか、そっちの答えのほうがそのひとの人となりを色濃く言い表してるような気がするんだ。

生きるためにはお金がいる。だから仕事は必要だし、そのなかでひとは鍛えられることも事実だけど、誰かといたずらに競争するわけでもなく、ただただじぶんと向き合ってニヤニヤしながら自身の向上とか満足感を噛みしめながら明日へ向かう趣味の時間は、ひとが生きるうえでなかなか無視できない存在だ。そう、ひとは歓びたくて生きているイキモノだからね。

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