SONY α7R

僕とFUJIFILM XとSONY α。

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SONY α7R, MC Rokkor 55/1.7

初代α7Rを迎えて、昨日はウルトロン、今日はロッコールとの週末を過ごしてみたけど、率直な感想としては実に気持ちよかったな。いやあ、SONYのミラーレスに対する印象がかなり上がった。

正確にいうと、SONY機全般の印象が上がったというより、ひとまずシリーズの中で異端的に小さく軽い初代機に対するものであることが大きいので、あまり知ったようなことは言えないんだけど、それでもSONYがこのフルサイズミラーレスに注いだ熱量みたいなものは十分窺い知ることができた。

この感情、何かに似てるなと思うと、それはやはりFUJIFILM Xシリーズと印象がダブる。つまり、2012年から2013年当時、一眼レフ市場で世界を圧倒的にリードしていたNikonとCanonに対して、FUJIFILMとSONYは完全に「NikonとCanonの一眼レフとはまったく異なる道」をチョイスしたことだろう。ミラーレスに賭けた両者の迫力は、静かながら初代機たちに渾身の魂として込められたのである。

FUJIFILM X-Pro1, XF 35/1.4R

いいよねえ、そういう挑戦者としての熱量と歩み。なんというか、僕の中では「ピュア・ミラーレス」みたいに呼びたい感じ。それは、一眼レフユーザーの心象みたいなものを気にせずに作ることがらできたからゆえの、とても潔いミラーレスカメラの作り方なんじゃないかと思う。

FUJIFILMとSONY。奇しくも僕のミラーレスの選択はこの2社のカメラたちにたどり着いた。まあ、ミラーレス機はまだ発展途上の最中だから、この先どんな風に進化を続けるかも分からないし、もしかしたらまた突然変異みたいなジャンプがあるかもしれないけど、いい意味でNikonとCanonの反撃が楽しみではあるし、僕の嗜好がどこへ向かうのかもまた楽しみだ。