フィルムカメラ

フィルムカメラで撮ると、いい呼吸してる感じがするよね。

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所有する「記憶カメラ」たち

今週は平日にかなりぐったり疲れたんで、きょうは休息日でゆっくりしてる。忙しくてブログも書かずにいたんで、ちょっとメモ程度に書いておこうかなと、iPhone片手にKISSのCalling Dr. Loveなど聴きながらまったり書き始めている。

ぐったりするような一週間ではあったけど、晴れ晴れすることもあって。それは梅雨が明けたこと。今年の梅雨はとにかく長かった。近年では最長だったんではないだろうか。気分が滅入るのもあるけど、何よりフィルムカメラを持ち出しづらいというのが、僕らカメラフリークには問題だった笑。

けれど、そんな梅雨が明けたんで、反動というか、片っ端からカメラたちにフィルムを装填して持ち出し始めて、おかげでフィルムが入りっぱなしのカメラが量産されている笑。フィルムが入ったままだと、僕の好物の空シャッターが切れなくなるわけだけど、大丈夫、僕の部屋にはカメラだけはたくさんあって、空シャッター切るには困らない。

それにしても思うのは、フィルムカメラで撮る行為というのは、とても気持ちがいいということ。なんか、人口密度が高くて息苦しい部屋から、広大な野原に出て新鮮な空気を吸ってるかのよう。それは、フィルムを装填する時から始まって、フィルムを巻き上げ、シャッターを切り、デジカメのように撮った写真を確認することなくまた歩き始める、そんな一連の行為のリズムの良さもある。

今週買い足した富士フイルムのカラーネガ「業務用100」はちょっと引くような高値になっていて、それはそれでフィルム界隈もなかなか苦労を伴うわけだけど、このフィルムカメラで撮る清々しさには代えられない価値がある。そう、プライスレス。

人間が生きてくためには、何よりもいい空気を吸う必要がある。現代、辺りにたちこめるなんとも言えない嫌な空気を、フィルムカメラが浄化してくれる。フィルムカメラは、撮れる写真の光の美しさも絶品だけど、撮っている時のプロセスもとても美しいプロダクトなのである。と、日記みたいな独り言を書いていると眠くなってきた。ひと眠りしようか、そんな土曜日の昼時である。

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