Kindle版をサクッとダウンロードして、いま、どちらも読み終えたんだけど、こんなおじさんでも感情移入できる漫画は偉大です笑。いや、ほんとに、おかげで実に気分のいい日曜日の午後を過ごせている。
読んだ感想を書いちゃうとネタバレになっちゃうんで、詳細は割愛して、本のありようみたいなことを少しだけ。
田中モトユキさん「ペンタプリズム」(読切)
まず、一冊目のほうは少年サンデーの中に描かれたいくつかの漫画の中のひとつで、今回特別に読み切り企画として書き下ろしされている。なので、ストーリーは決して長くないけど、「フィルムカメラを始めるひと」の気持ちを代弁してくれていて、「わかる、わかるよ、それ」なんて思いながら読んでた笑。あっという間に読み終わるけど、なんてったって本代も安いし、他の漫画も読めちゃう。これは、買いでしょう笑。
しろさん「カメラ、はじめてもいいですか?」第1巻
二冊目のこちらは、単行本になっていて、まずは第1巻が発売されている。「ペンタプリズム」はフィルムカメラを題材にしていたけど、こちらの「カメラ、はじめてもいいですか?」はデジカメを題材にしている。それこそ、お馴染みの現行機なんかが出てきて、それぞれ解説コラムなんかもあるから、カメラクラスタな人たちは「うん、うん」って言いながら大共感して読むと思うよ笑。この本もタイトル通り、カメラをはじめたいという人の気持ちに寄り添った一冊。おすすめです。
たまたまなのか、ここ最近で立て続けにこうしたクラシカルなカメラライフを楽しもう!的な本が二冊発表されてるのは、やはりちょっとカメラブームみたいなものがなくは無い、と思っていいのかな。なんにせよ、こうしてカメラがある生活の楽しさを伝えようとしている本が存在するのは良いことです。僕も希望を分けてもらった気分。僕も撮りたくなってきたな、カメラで。