仕事帰りにふと中古カメラコーナーに立ち寄ったら、ショーケースの中に程度の良さそうなAi AF 50/1.8Dがあったんで買って帰った。もう何個目の50mm単焦点レンズか分からないけど、オールドニッコールの50mmは値段もそれほど高くないし、こうして良さげなものを見つけるとついつい買ってしまう。
というのも、僕はボディを換えることにレンズを付け替えたくないから、各ボディに50mmを付けっぱなしにできるようにと、ボディの数だけ50mm単焦点が増えていくわけである。AutoニッコールからNewニッコール、さらにはAiニッコールにAi AFニッコール、そして現行のGレンズまで、僕の部屋には似たようなレンズがけっこうな数ある。
まあ実際、標準レンズといわれる50mmは何個あっても困るもんじゃないし、50mm単焦点さえあれば大抵のシチュエーションはカバーできるし、こんなオールラウンダーなレンズもそうは無いと思う。そういう意味では50mmをいつも付けっぱなしにしてるのは、カメラを趣味にする人にとっては基準というか基本というか(いやそれは僕だけか笑)、もはやボディとセットのようなもので、Twitterのフォロワーさんも言ってたけど「ボディキャップみたいなもん」なのかもしれないね。
フィルムニコンをよく使ってることもあって、所有してるのはMFレンズが多いけど、最近はAi AFニッコールも増えてきてる。AFレンズじゃないと作動しないNikon D70なんかを入手したからというのもあるんだけど、Nikon F6だのNikon D200だの、Nikon F80やNikon F-401なんかもそうか、AFで使いたいボディがけっこうあるから、また程度のいいAi AFレンズを見かけたら買っちゃうだうな。いい大人の散財方法としてはなかなか良いあり様だったりするのである。