Leica M3

まだまだ慣れないライカではあるけれど。

先週手にしたLeica M3で初めての試し撮りをして、現像があがってきた。Nikon FEとの撮り比べも考えて、同じような散歩カメラのコースをたどってみたのだけど、白木蓮の写真で比べると、なんというかLeicaのほうが繊細というか儚いというか、同じフィルムでもやはりニュアンスが違うんだなとあらためて思った。まだまだLeicaは手さぐり状態で、一眼レフに慣れた目にはレンジファインダーの中の光景はぎこちない感覚で眺めているし、なによりフルマニュアルで露出を考えながら撮る行為はおぼつかない。でも、M3の初期型で半世紀以上昔のカメラでこうして曲がりなりにも写真が撮れたことに、少し震えるような感動を覚えている。胸を張ってお見せできる写真はまだまだ少ないけど、これからゆっくり、じっくりM3との時間を積み重ねていきたいと思う。ひとつはっきり言えるのは、撮ってる間はずっと多幸感に包まれているということ。そして、一枚一枚に込める何かが僕の中に宿り始めたということだ。Leicaをいたずらにリスペクトし過ぎるのではなく、道具としてできるだけラフに外へ持ち出し、できるだけ自然体で付き合ってみたいと思う。それがLeicaも、この製品を世に送り出した開発者たちも喜んでくれる使い方なんじゃないか、そんな気がしている。

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