SONY α7R

SONY α7シリーズは、オールドレンズファンの心を掴んだのが大きかったと思う。

SONY α7R, Jupiter-8 50/2

いまやフルサイズミラーレスの先頭を走るα7系やα9/α1といったSONYのカメラたちだけど、その支持を広いものにした要因のひとつに、この「オールドレンズファンを味方につけた」ということが大きいと、ふと思ったんだよね。

下の記事はSONY α7/α7Rが初めて登場した頃のネット記事だけど、これを読んでも、当時SONYがそのことを大いに狙っていたかどうかは分からないけど、結果としてオールドレンズファンらにかなり注目されていたことがうかがえる。

僕は当時はまだカメラを始める前だから、リアルなオールドレンズファンらの歓迎の空気はよく分からないけど、その後の後継機だったα7II系が手ぶれ補正もついて「オールドレンズ母艦機」と言われていたのはとても強く印象に残ってるから、僕の中でもその頃から「オールドレンズといえばα7シリーズ」というイメージができてたと思う。

もちろん、SONYといえば最先端エレクトロニクスの企業だから、カメラがどんどんハイテク化するなかで先進性をうたうことで突っ走れたと思うけど、一方で「SONYはカメラ屋じゃなくて家電屋」というイメージをNikonやCanonと比較して持たれていた気もする。

そこで重要だったのが、古くからのカメラファンのハートを掴む「オールドレンズ」という存在だったと思う。

SONY α7R 初代, MC Rokkor 55/1.7

事実、僕も初代α7Rを愛用しているのは、オールドレンズをフルサイズで楽しむことがいちばんの目的で、純正のAFレンズは実は一本も持っていない。

主に前身であるMINOLTAのロッコールや、好きなフォクトレンダーのMFレンズ、Jupiter-8などのオールドレンズの描写をフィルムカメラ感覚で楽しんでいる。

オールドレンズについていえば、FUJIFILMのミラーレスカメラたちでも十分楽しめるんだけど、FUJI機はどれもAPS-Cサイズ機だから、レンズ性能の描写をそのままフルに引き出して確かめたいという時には、やっぱりフルサイズのミラーレス機が一台あるとなにかと重宝する。

SONY α7R, Voigtlander ULTRON 35/1.7 asph L

いまでこそ、フルサイズミラーレスはNikonやCanonも参戦してるから、「オールドレンズといえばSONY機」という独壇場では無くなったけど、約10年も前からオールドレンズファンの心理を掴んできた効果はやはり小さくないと思う。

現に僕も、以前はフルサイズミラーレス機としてNikon Z6を使っていた時期があるけど、Z6はどちらかといえばZマウントレンズを楽しむためのカメラという印象が強くて、オールドレンズを楽しむとすればSONYというイメージが僕の中にはどこか色濃く残ってる。

そして、そのオールドレンズが似合うカメラとしてのSONYの印象が、僕の中から「SONYは家電屋のカメラ」という印象をすっかり抜けさせていて、むしろオールドレンズの再生という古き良きカメラ産業を側面支援してきたいい印象さえある。

SONY α7R 初代

僕の場合はクラシックな雰囲気を持つカメラを好むところも大きいから、恐らく今後も最新機種だからという理由でミラーレス機を追いかけることはないと思うけど、もしこの初代α7Rが壊れて修理不能になった時は、たぶんα7系のカメラを再び購入すると思う。

いや、もうこれはイメージの問題で、僕の中では「オールドレンズ=SONY」という印象が色濃く形成されてしまっているので。

カメラ選びにおいて、イメージというのはそれくらい重要な要素だったりする。時にスペックや才能をも大きく凌駕して人の心を動かすのだ。他の人の印象は分からないけど、これが僕の現在進行形のα7系への思いである。

◎追記)最新のα7 IVの動画を見ちゃったんだけど、ちょっと欲しくなったな笑。

これは、α7Rが壊れないことを祈ろう笑。

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