写真とは

Slice of life という題名の写真たちについて。

Nikon F6, Ai AF 80-200/2.8D New, Kodak Gold200

そんなあらたまって説明するほどの話ではないんだけど、僕は最近、ふだん撮るスナップ写真たちには特に個別に題名をつけることなく、すべて「Slice of life」というフレーズだけを添えてソーシャルメディアなんかにポストしている。

契機になったのは、Nikon F6をメイン機にして撮ろう、と考え始めたことかな。それまでは、SNSなんかにポストする時も、それぞれの写真に題名らしき言葉を入れたり、撮影した時の機材クレジットなんかを入れてたんだけど、最近はもう「Slice of life」だけ。なんというか、機材のことは楽しみつつも、カメラやレンズより「写真」のほうへ意識が向かったんだろうと思う。

Nikon F6, Ai AF 50/1.4D, Kodak UltraMax400

なにをいまさら、とか言われそうだけど、僕はどちらかといえば写真が好きというよりも、カメラが好きであり、シャッターを切る行為が好きだとじぶんでも思ってきた。けれど、それは間違いではなかったけど、案外じぶんは写真が好きみたいだぞと気がついたところがあるんだよね。

さすがに写真のことが好きじゃなかったらこれほどシャッターは切らないだろうし、高価なフィルムを使うこともないなと。Nikon F6をメイン機にするということは、ある意味「カメラのクラシックな造り」とかにこだわるというよりは、カメラとレンズの先にある光景、フィルムに写し込む写真のほうにこだわるという、じぶんなりのひとつの意識の現れなんじゃないかと思ったりしてる。

Nikon F6, Ai AF 50/1.4D, Kodak UltraMax400

じぶんが目の前にある光景をいいなと思い、フィルムを投じて記憶に残そうと思ったその心持ちみたいなもののほうへ、人生のフォーカスをあててみようかなと思ったんだよね。人生というと大袈裟だけど、でもそんななにげない人生の断片をできればフィルムで、もしくはじぶんが好むクラシックなデジタル写真で撮り続けることを、心の奥底でニヤリと楽しんでいきたいなと再確認したのである。自己分析だけど笑。

Nikon F6, Ai AF 80-200/2.8D New, Kodak Gold200

そんな、なんてことない日常にシャッターを切り続けることにどんな意味があるのかはじぶんでもよく分からないんだけど、それでもそう思うじぶんの本能に素直に、なんてことない日常を「Slice of life」として撮ろう、そういう時間こそをたいせつにしようと考えたんだよね。なんか、あまり共感してくれるひとは居なさそうだけど、まあこれが飾らない僕の精神だったりするわけである。

Nikon F6, Ai AF 50/1.4D, Kodak UltraMax400
Nikon F6, Ai AF 50/1.4D, Kodak UltraMax400

もちろん、カメラはあいかわらず好きだし、機材クレジットはこうしてブログなんかには記していこうと思ってるんだけど、それはやはりブログだからということで、写真だけを見せる時は言葉を多くはのせず、ただただ「Slice of life」とだけ添えていこうかなと。大したことない写真たちに、大した判断の行動かもしれないけど笑、それが今は気分としていちばんしっくりくるんだよね。

Nikon F6, Ai AF 80-200/2.8D New, Kodak Gold200
Nikon F6, Ai AF 50/1.4D, Kodak UltraMax400

Nikon F6を手にしたからそう思ったのか、そう思ったから再びNikon F6をメイン機にしようと思ったのか、そこはじぶんでも定かではないんだけど、僕は実はけっこう写真のことが好きなんじゃないかという気づきが、実はとてもうれしかったりする。それもこれも、ずっとシャッターを切り続けているから気づいた、たどり着いたことなのかなとも感じている。

どれで撮るかより、何を撮るかであり、とにかくカメラと一緒に人生の断片を撮り続ける、それがなにより大事なんだなといま、そんなことを考えている。

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